ODAとは? 援助政策

ミレニアム開発目標(MDGs)達成に向けた日本の取組

(Photo: Kenshiro Imamura/JICA)JICAボランティアと子どもたち 日本は、より良い世界を築くために国際社会が一体となって取り組むべき目標としてMDGsを重視しています。日本が積極的に推進してきた人間の安全保障の実現のためにも、二国間及び国際機関経由のODAなどを効果的に活用し、MDGsの達成に積極的に貢献してきています。

第66回国連総会におけるMDGs関連閣僚級非公式会合の開催(2011年9月)

(写真)会議の様子

 2011年9月,国連総会の機会に,我が国はMDGs関連閣僚級非公式会合を開催しました。各国政府,国際機関,民間団体,NGO等から,約400名が参加し,MDGs達成に向けたモメンタムの維持・強化が図るとともに,今後の取組を加速させる方途やポスト2015年開発目標(ポストMDGs)のあり方についても示唆に富む議論が行われました。多様な開発の担い手の間での連携強化や,他の国際的なフォーラムでの議論の活性化につながる会合となりました。

会合の詳細についてはこちらをご覧ください:
国連総会におけるミレニアム開発目標(MDGs)に関する閣僚級非公式会合(概要と評価)

MDGsフォローアップ会合の開催(2011年6月)

(写真)会議の様子

 2011年6月,我が国はMDGsフォローアップ会合を東京で開催しました。110か国以上(24名の閣僚級・副大臣級首席代表が参加),20の地域・国際機関,国際・国内NGO,民間セクターなど計約300名以上が参加しました。MDGs国連首脳会合の成果文書を踏まえた幅広い関係者の間でのグローバルな対話を通じ,2015年までに追求すべき具体的かつ効果的な手法について議論を深めました。

会議の詳細についてはこちらをご覧ください:ミレニアム開発目標(MDGs)フォローアップ会合 概要と評価

 

保健と教育の新政策発表

 日本は、2010年9月に行われたMDGs国連首脳会合の機会に、保健分野及び教育分野における新たな支援政策を発表しました。

 菅総理(当時)は、国際社会への我が国の「約束」として、MDGs目標達成に向けた我が国の世界エイズ・結核・マラリア対策基金への当面最大8億ドルを含む保健分野への50億ドルの支援、教育分野への35億ドルの支援をそれぞれ2011年からの5年間で行うことを発表しました。また、支援のあるべき姿を国際社会に示すべく、母子保健支援モデル“EMBRACE”(Ensure Mothers and Babies Regular Access to Care)及び基礎教育支援モデル「スクール・フォー・オール」を提案しました。

目標ごとの主な政策

目標1:極度の貧困と飢餓の撲滅

農業・食料

貧困削減や地球規模での食料安全保障を達成するため、農業分野における協力を重視。

  • 農業開発とインフラ整備を含む食料安全保障に関して、2010~12年に少なくとも30億ドルの支援を約束(G8ラクイラ・サミット)。
  • 今後10年間でアフリカ諸国でのコメの生産量倍増を目指す農業生産性向上(TICAD IV:第4回アフリカ開発会議)。
目標2:初等教育の完全普及の達成

教育

基礎教育とそれ以降の教育にバランスよく取り組む支援を促進。

  • アフリカにおける学校1,000校(約5,500教室)の建設(TICAD IV)。
  • 30万人の理数科教員能力向上(TICAD IV)。
  • 日本の教育協力政策2011-2015(PDF)の下、2011年から5年間で35億ドルの支援を行う旨表明。基礎教育の支援モデル「スクール・フォー・オール」を提示。(MDGs国連首脳会合)
目標3:ジェンダー平等推進と女性の地位向上

ジェンダー

ODAのすべての分野と段階においてジェンダー主流化を推進。

目標4:乳幼児死亡率の削減
目標5:妊産婦の健康の改善
目標6: HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延の防止

保健・医療

持続可能な保健システム強化を通じた母子保健の改善と三大感染症の被害低減を基本方針として国際社会に発信。

  • G8北海道洞爺湖サミット以来、官民連携で保健システム強化(人材、情報、財政)について国際的議論をリード。
  • アフリカにおける10万人の保健・医療従事者のトレーニング(TICAD IV)。
  • 「ムスコカ・イニシアティブ」の下、母子保健分野で、2011年から5年間で最大500億円規模、約5億ドル相当の支援を追加的に行う旨表明(G8ムスコカ・サミット)。
  • 国際保健政策2011-2015(PDF)の下、2011年から5年間で50億ドルの支援を行う旨表明。母子保健の支援モデル”EMBRACE”を提示し、43万人の妊産婦と1,130万人の乳幼児の命を他の開発パートナーと共に救うことを目指す。(MDGs国連首脳会合)
目標7:環境の持続可能性確保

環境/水・衛生

豊富な経験、知見や技術を活かしソフト・ハード両面での包括的な支援を実施。

目標8:開発のためのグローバルなパートナーシップの推進

国際公約

2012年までの債務救済を除く対アフリカODAの倍増及び今後5年間で最大40億ドルのアフリカへの円借款提供を表明。(TICAD IV)

より詳しい情報

分野別開発政策ポータルサイト
各分野の国際潮流や日本の取組、実績などを詳しく紹介しています。


ODA見える化サイト(JICAウェブサイトヘ)
各分野で日本が行っている具体的な支援について紹介しています。

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