外務省は、NGOの専門性の強化、能力構築のためNGO自身の企画、実施による「NGO研究会」と称される企画を毎年実施しています。
今回は、本年度活動を行っている3本のNGO研究会のうち、「NGOの保健分野における国際機関との連携」によるシンポジウムのご案内をお伝えします。
「グローバル化時代の国際保健NGO~何を改革し、何を守るべきか~」
- 日時:2007年12月21日(金曜日)午後1時30分~5時30分
- 場所:JICA地球ひろば講堂
- 交通:東京メトロ日比谷線 広尾駅下車(A3出口)徒歩1分
- 住所:〒150-0012 東京都渋谷区広尾4-2-24
- 主催:外務省(NGO研究会:保健分野におけるNGOと国際機関の連携)
- 事務局・問合せ・申し込み先
(事務局より)
- 世界で進むグローバル化の動きは、NGOにも大きな影響を与えています。
- 保健分野では、2000年以降の欧米のODA増額やNGO支援の拡大、途上国における市民社会の活動の活発化などによって、途上国のローカルNGOの能力が大幅に向上してきました。欧米の国際NGOは、途上国のローカルNGOと連携したり、自ら途上国の人材を抜擢することによって、多くの国々で強い機動力を有しています。国際機関は、ローカルNGOや国際NGOとの連携を強化しています。
- 一方、保健分野の援助動向については、国レベル・分野レベルでの途上国のオーナーシップの尊重とドナー間協調が進展しています。途上国で意味のある仕事をするためには、これら途上国の中央・地方政府、国連機関、途上国のNGOネットワークとの連携を強化し、途上国自体に強い基盤を作ることが重要になってきています。2008年の洞爺湖サミットでは、国際保健協力を主要テーマとして取り上げ、新たな行動指針作りを目指す考えを、2007年11月に高村外相が発表しました。
- さらに、ミレニアム開発目標の達成の強調やG8・国連などでの政策プロセスの重要性が高まる中、先進国では、NGO・市民社会の政策形成・アドボカシー機能の向上が喫緊の課題となってきています。
- 日本の保健分野NGOは、小さい単位でのきめの細かなプロジェクトを、住民といっしょになって行い、実績を出していくという点に優位性がありました。日本のNGOならではの美点を守りつつ、グローバル化に対応して、国際保健協力において日本のNGOとして果たすべき役割を果たしていくためには、私たちはどのように変わっていけばよいのでしょうか。
- 本シンポジウムでは、政府、国連・国際機関、また、早い段階から自己改革を進めている人道支援系NGOなどから、開発・保健に関わるNGOに提言を頂き、グローバル化時代における日本の国際保健NGOの将来展望について考えていきたいと思います。
パネリスト(五十音順):
- 大森功一氏 世界銀行東京事務所広報担当官(シビルソサエティ連携担当)
- 岡井朝子氏 外務省人道支援室長
- 中村安秀氏 (特活)HANDS代表 大阪大学教授
- 橋本笙子氏 (特活)ADRA Japan事業部長
- 村田俊一氏 国連開発計画(UNDP)東京事務所代表(予定)
シンポジウム進行
- 冒頭挨拶 国際協力局民間援助連携室長 (13:30-13:35)
(司会説明)
※司会として、本シンポジウム開催の問題意識と趣旨を説明します。
- 第1部:グローバル化時代のNGO=各界からの提起
- 世界銀行 大森 功一氏 20分 (13:40-14:00)
- UNDP 大崎 麻子氏 20分 (14:00-14:20)
- 外務省 岡井 朝子氏 20分 (14:20-14:40)
- 質疑応答 20分 (14:40-15:00)
- 休憩:10分(15:00-15:10)
- 第2部:グローバル化時代に於けるNGOの課題と可能性
- ADRA Japan 橋本笙子氏 20分 (15:10-15:30)
- HANDS 中村安秀氏 20分 (15:30-15:50)
- 質疑応答 20分 (15:50-16:10)
- 休憩:10分(16:10-16:20)
- 第3部:討議=NGOの未来を開いていくために
- パネル・ディスカッション 20分(16:20-16:40)
- 会場からの質疑 20分(16:40-17:00)
- 総括:閉会 10分 (終了時刻:17:10)