10日(水)〜11日(木)のCOP3概要及び議定書の主要内容は以下のとおり。
【会議日程】
| 11日(木) | 01:00〜10:30 | 全体委員会(議定書案の審議) |
| 11日(木) | 12:50〜 | COP3本会議 |
【主要報告事項】
1.全体概要
(1)11日(木)午前1時より開催された全体委員会では、エストラーダ議定書案につき各条項の審議が行われ、11日(木)午前10時過ぎ、同委員会で議定書案の合意に至った。日・米・EUをはじめとする附属書T国の温室効果ガス削減数値目標の数値が盛り込まれた一方、途上国の自発的参加に関する項目は削除された。
(2)引き続き11日(木)午後1時前より開催されたCOP3本会議で上記議定書案が最終的に採択された。
2.議定書の主要内容
- 主な数値目標 日:6% 米:7% EU:8%(先進国及び市場経済移行国(旧ソ連、東欧等)全体では少なくとも5%)
- 目標期間 2008年〜2012年の5年間。
- 途上国の参加 途上国の自発的参加についてはG77の反対により議定書からは削除された。
- 排出権取引 次回以降の締約国会議で権利規則、ガイドラインを決定した後に導入。
- 共同実施 先進国間の実施。ただし、方法等については後日決定。
- 吸収源(シンク) 90年以降の植林、森林再生、森林消失に限定。
- 対象ガス 二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素:90年を基準年とする。(6種類) HFC、PFC、SF6:95年を基準年とすることが出来る。
3. 今後の予定・課題
(1)各締約国は今回採択された議定書を持ち帰り、それぞれ議定書批准等の国内作業を進めることとなる。
(2)次回の締約国会議(COP4)は98年11月にアルゼンチンで開催される。