地球環境

小池寛治国連大学学長特別顧問/帝京大学教授(元駐オランダ大使)の
国際自然保護連合(IUCN)南・東アジア地域理事当選について

平成20年10月13日

  1. 10月13日10時過ぎ(現地時間。日本時間13日17時過ぎ)、スペイン・バルセロナで開催中の国際自然保護連合(IUCN:International Union for Conservation of Nature and Natural Resources)第4回世界自然保護会議(総会)において実施されたIUCN理事選挙において、小池寛治国連大学学長特別顧問/帝京大学教授(元駐オランダ大使)が3名の南・東アジア地域理事の一人に選出された。小池候補の得票数は政府票147、NGO票339(得票可能な総数:政府票210、NGO票621)で、南・東アジア地域グループ内ではトップ当選であった。南・東アジア地域の理事として、小池理事以外に、Arzu Rana Deuba社会及びジェンダーの平等のための機関議長(ネパール)、Mahfuz Ullah持続可能な開発センター事務局長(バングラデシュ)が選出された。地域理事の任期は、次回IUCN総会までの4年間で、再選が1回まで認められている。
  2. (1)IUCNとは、自然及び天然資源の保全のために1948年に設立された国際的な団体(スイス民法に基づく社団法人)であり、本部はスイスのグラン市におかれている。

    (2)IUCNのメンバーとなれるのは、自然及び天然資源の保全に関心のある国家、政府機関、NGOである。これら三者から構成される総会員数は、現在約1100。 我が国からは、政府(外務省が代表)が「国家会員」(1995年加盟)、環境省が「政府機関会員」(1978年加盟)である他、21のNGOが「非政府機関会員」として参加している。

  3. IUCNでは、アフリカ、中南米、北米・カリブ、南・東アジア、西アジア、オセアニア、東欧・北及び中央アジア、西欧の8の各地域から、地域理事(regional councillor)をそれぞれ3名ずつ計24名の理事を選出しており(選挙は、4年毎のIUCN総会の際に実施)、地域理事は、総会で採択されたIUCNのプログラムに基づく運営方針等の決定や事務局、各委員会の活動のレビュー、副会長(4名)及び事務局長の選出を行う等の任務を負っている。IUCN理事会は、会長、出納官、地域理事(24名)、ホスト国(スイス)代表、IUCN各委員会委員長(6名)等から構成され、今回の総会では、会長、出納官、地域理事ほかの選挙が行われた。
  4. 我が国が属する南・東アジアでは、赤尾信敏前理事(元駐タイ大使)が今次総会まで2期8年間、南・東アジア地域理事の一人として活躍した。小池理事は、堂本暁子元理事(参議院議員(当時))、赤尾前理事に続き、日本人としては3人目の地域理事。
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