4月19~20日,ケープタウンにて開催された原子力供給国グループ(NSG)総会の概要は以下のとおり(注)(NSG参加国は45ヶ国で欧州委員会がオブザーバー参加)。
1.新議長の選出
南アフリカがNSG新議長国として選出された。南アフリカ政府を代表して,ドラミニ・ズマ・南ア外務大臣による開会の挨拶文が,ミンティ南ア外務省軍縮特別代表により代読された。
2.不拡散体制強化にかかる取組
- (1)現在の拡散の課題に関する情報交換及び分析を行った。
- (2)参加国による物資及び技術の輸出が核開発計画に資することのないよう厳格な措置をとることを要請した。
- (3)NSGガイドライン・パート1及び同パート2を引き続き見直していくことの意義につき議論。
- (4)NSG参加国及び非参加国によるIAEA追加議定書の実施状況に係る情報交換。
- (5)NSGの目的に関連する国連安保理決議の国内実施につき意見交換を行い,これらの効果的な実施を確保するための適切な措置をとることへのコミットメントを再確認し,各参加国の国内輸出管理及び手続きを通じた安保理決議の実施状況について情報を共有。
3.輸出管理強化
参加国政府の輸出管理を強化するため,NSGは主に以下の決定を行った。
- (1)あらゆる面での情報共有を向上するためNSG内部手続きを改訂。
- (2)その他,輸出管理を強化するための各種議論を継続。
4.アウトリーチ活動
NSG議長トロイカ(前議長,現議長,次期議長)による非参加国に対するアウトリーチ活動の意義を再確認し,今後とも同アウトリーチ活動を継続していくことを決定。
5.NSGとインドの関係
民生用原子力協力に係る米印合意に関連する事項につき議論を継続するとともに,民生用原子力協力にかかるNSGとインドとのあり得べき関係につき議論。
6.次回会合
次回NSG総会は2008年にドイツで開催予定。
(注)同総会にて発出されたプレスステートメントについては,http://www.nuclearsuppliersgroup.org/Leng/PRESS/2007-08-Cape-Town.pdf(PDF)![]()
を参照。
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