文化外交(海外広報・文化交流)

日本語教育

平成22年8月

 海外における日本語教育は、日本との交流の担い手を育てるものであり、日本理解を深め、諸外国との友好関係の基盤をつくるものとして重要です。現在、海外では133か国・地域において、365万人余りが日本語を学習しており(平成21年国際交流基金調べ)、学習者数は30年間で約30倍増加しています。近年では学習目的も多様化し、従来の就職・留学のような実利志向の強い目的だけでなく、異文化理解やアニメ・マンガなどポップカルチャーへの関心を動機とする学習者が増えています。

 政府は、国際交流基金を通じて、日本語専門家の海外派遣、海外の日本語教師及び学習者の訪日研修、日本語教材の開発・寄贈等を行っているほか、各国の在外公館においては在外公館文化事業を通じて日本語弁論大会を開催する等、日本語普及に努めています。また、海外53か国・地域、173都市で日本語能力試験を実施(平成21年は約62万人が受験)しているほか、NHK教育テレビや海外のテレビ局を通じ、若者向けの映像教材「エリンが挑戦!にほんごできます。」を放映しており、今後更に放映枠を拡充していく方針です。

 さらに政府は、各国での日本語普及をより効果的に行うために、国際交流基金を通じて同基金海外事務所及び日本語教育専門家等が派遣されている大学を中心に、「JFにほんごネットワーク(通称:さくらネットワーク)」を世界100か所以上に展開し、日本語教育の支援に努めていきます。

このページのトップへ戻る
目次へ戻る