青年交流:グローバル・ユース・エクスチェンジ事業
「世界の新たな枠組みをめざして-いかにして世界の若者の心をひとつにし、対立を乗り越えるか-」
平成17年7月10日から24日まで(15日間)
東京、京都、新潟
我が国を含む世界27ヶ国・2国際機関から30名(人数は特記無ければ各1名)
アジア・大洋州地域:オーストラリア、インド、シンガポール、タイ、中国、東ティモール、ラオス、日本(2名)
米州地域:米国、カナダ、グアテマラ、ブラジル、メキシコ
欧州地域:ウズベキスタン、英国、フランス、カザフスタン、ノルウェー、ポーランド、ロシア
中東地域:イスラエル、トルコ、ヨルダン
アフリカ地域:エジプト、スーダン、ナイジェリア、南アフリカ
国際機関:UNDP(国連開発計画)、UNHCR(国連高等難民弁務官事務所)
参加青年は、以下の行事を通じて、本年度GYE事業の総合テーマについて理解を深めるとともに、様々な地域から集まった参加者間で、言葉や文化の壁を乗り越えて有意義な対話・意見交換を実施しました。また、地方視察や市民との交流を通じて、日本についての理解を深めました。
(1)新潟での討論会(7月18日から20日)
GYE事業参加者は、総合テーマである「世界の新たな枠組みをめざして-いかにして世界の若者の心をひとつにし、対立を乗り越えるか-」について、新潟において3日間にわたりグループ・ディスカッションを行いました。宮田春夫・新潟大学国際センター教授による「私たちの共通の未来のために」と題した講義に引き続いて、参加者は、1)グローバル化する世界における正義のためのパートナーシップ、2)潜在能力の拡大としての開発、3)グローバル化時代の芸術、の3つのサブテーマについて、それぞれ分科会や全体会合で議論を重ね、議論の成果を「提言書」の形でまとめ上げました。その過程で、国際社会の縮図ともいえる世界中から集まった参加者は、自らの経験をも踏まえつつ積極的に議論を進め、相互理解を深めました。
(2)世界文明フォーラム(7月22日)
GYE事業と共通のテーマに関して各国の有識者をパネリストとして開かれた本フォーラムの冒頭において、GYE事業参加者代表が議論の成果と日本での滞在経験を発表しました。有識者側からも、将来を担うGYE参加青年による議論の成果を高く評価する発言がなされました。
(3)各種講義
参加者は、総合テーマや日本に関する理解を深めるため、以下の講師による講義を受けるとともに、質疑応答を行いました。
(イ)川勝平太・国際日本文化研究センター教授
(ロ)近藤誠一(外務省広報文化交流部長)
(4)地方視察、交流会、ホームステイ
参加者は、日本文化への理解を深めるため、京都を訪問し、伝統工芸(古代友禅染)や茶の湯(裏千家)に触れる体験をするとともに、金閣寺、二条城等を視察しました。新潟では、県庁に高橋副知事を表敬し、同県の国際交流に関する取組についてお話を伺うとともに、新潟の伝統文化についての講義を受けました。一行は、新潟県立歴史博物館、酒造蔵元、佐渡金山等を視察し、地元の歴史や文化を肌で感じることができたほか、週末には佐渡で一人一人がホームステイをし、ホストファミリーの温かいおもてなしの中で、日本人の一般家庭での生活を体験しました。