日本の安全保障と国際社会の平和と安定

女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム

9/13(土曜日)「ハイレベル・ラウンドテーブル」における分科会

平成26年8月21日

分科会1:経済における女性の活躍促進

テーマ1:企業・組織の中での女性の活躍

 日本社会においては,子育て期の女性の仕事の継続や女性のキャリア・アップが大きな課題となっています。男性の働き方を前提とした長時間労働,人事評価や年功序列が壁となり,なかなか思うとおり活躍できないのが現状です。企業・組織は,子育て期の仕事の継続や女性の管理職・役員への昇進を可能とするような環境を作るためにどのような施策をとるべきなのでしょうか。

テーマ2:女性と起業

 日本社会においては,現在,女性による,社会性に着目した起業や,女性ならではの視点をいかした起業が増えており,女性にとって重要なチャンスとなっています。ところが,女性は企業でManagementを経験していないことや資金力に限界があること等の理由で,立ち上げの成功やその後の規模拡大が難しいのが現状です。女性の起業を支援していくためにどのような制度・工夫があり得るのでしょうか。

テーマ3:働く女性を支えるインフラ

 日本では,安倍内閣の下で,種々取組を進めていますが,女性の活躍できる環境構築に向けてまだ多くの課題が残っています。例えば,子育てや親の介護と仕事とを両立させるための保育施設・学童保育施設,家事・育児サービスは一段の拡充の必要です。また,再就職をする主婦が能力開発や資格取得を行いやすくなるよう官民双方の取組が求められます。さらに,税制や社会保障制度も女性の就労を支える観点から再検討が必要です。これらの社会的インフラのありかたについて,民間の力の活用も視野に入れ,海外の経験に学びながら考えます。

分科会2:グローバルな課題と女性のイニシアティブ

テーマ1:これからの「人間の安全保障」と女性

 MDGsは開発分野の羅針盤としては有益です。私たちはポスト2015年開発アジェンダの設定には,人間を中心としたアプローチをとるべきと考えます。人間が生きるために必要な要素である水・食・エネルギー,保健衛生(UHC)などをどう安全に提供するかも「人間の安全保障」のひとつと捉えています。国際社会において,有効で,コストイフェクティヴな協力体制をどう築いてゆくのか,先進国のチャレンジと途上国のチャレンジをお聞きしながら,具体的な施策を考えます。

テーマ2:女性が創る平和と繁栄

 国や国際社会が平和で安定していなければ,女性も男性も幸せにはなれません。しかも,紛争や戦争で一番苦しむのは女性や子供です。多くの紛争地域で日本の女性たちが活動していますが,それを支援・後押しする仕組みが出来ていません。国連安保理決議第1325号にもあるとおり,紛争予防,平和構築のあらゆるフェ-ズで女性の参画を確保する事が重要です。例えば,女性の医師,警察官,法 律家などが活躍するためにも,国際社会において人材育成の制度や機関,派遣の制度,法制備を充実させるために,実践可能な政策を考えます。

テーマ3:女性が自己決定できる社会

 女性が自分の生き方を選択の出来る社会は進んだ社会です。私たちは,女性が経済的に自立し,自己決定し,社会を動かし,世界を変えるような存在になるべきだと考えます。その為には,世界のどこにおいても,初等教育はもとより,中等・高等教育の充実,職業訓練の機会の提供,起業のための資金調達やノウハウ支援を通して自己決定ができる体制・法制備が不可欠です。さらに,地域,地方自治体,国,国際機関の各レベルで,政治や社会活動の意思決定に参画するリーダーの育成も重要です。その為には,どのような意識改革,制度設計,そして,法整備が必要でしょうか?

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