ルーマニア

日・ルーマニア首脳会談

平成30年1月16日

英語版 (English)

 1月16日(火曜日)16時10分(現地時間。日本時間23時10分)から約50分間,ルーマニアを訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,クラウス=ヴェルナー・ヨハニス・ルーマニア大統領(H.E. Mr. Klaus-Werner Iohannis, President of Romania)と会談し,共同記者発表を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭発言

 冒頭,ヨハニス大統領から,日本の総理大臣の初めてのルーマニア訪問を歓迎する,2018年はルーマニアにとって近代国家として歩みを始めてから100周年であり,今回の安倍総理のご訪問を契機に両国関係をより発展させたい旨述べました。安倍総理からは,ルーマニアは欧州の地理的要衝に位置し,基本的価値を共有する重要なパートナーであり,北朝鮮問題を始め国際社会の諸課題で緊密に連携したい旨述べました。また,経済を始め,幅広い分野で協力関係を一層高い次元に引き上げたい旨述べました。

2 二国間関係

 二国間関係について,安倍総理から,経済関係の緊密化が顕著であり,多くの日本企業がルーマニアに進出し,アジア最大の投資国として約4万人の雇用を創出している旨述べ,円借款案件「ブカレスト国際空港アクセス鉄道建設計画」を着実に進め,両国の友好関係の象徴としたい旨述べました。さらに,人的交流の活性化に向けたビザ免除措置の決定を伝達しました。
 これに対して,ヨハニス大統領から,日本企業のルーマニア進出とビザ免除措置の決定を歓迎する旨の発言がありました。

3 日EU関係

 日EU関係について,安倍総理は,欧州が一体性を保ち,強く結束し,今後も統合を着実に推進することが重要である点を強調しました。また,両首脳は,日EU・EPAの交渉妥結は,世界中で保護主義の動きが広まる中,日EUが自由貿易の旗手としてその旗を高く掲げていくとの揺るぎない政治的意思を全世界に対して示すものとの認識を共有し,同EPAの早期の署名・発効に向け,引き続き協力していくことで一致しました。

4 北朝鮮

 北朝鮮問題について,両首脳は,核武装した北朝鮮は断じて受け入れられず,新たな安保理決議の完全履行を含め,あらゆる手段により圧力を最大限まで高め,北朝鮮の政策を変えさせる必要があることで一致しました。また,拉致問題の早期解決の重要性について認識を共有することができました。

5 その他

 両首脳は,法の支配に基づく国際秩序が挑戦を受ける中,その維持・強化こそが,基本的価値を共有する日本と欧州が共に取り組むべき外交安全保障上の最重要課題であることを確認しました。

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    共同記者発表
    (写真提供:内閣広報室)
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    共同記者発表
    (写真提供:内閣広報室)

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