3月18日(木曜日)午後から21日(日曜日)まで、日英21世紀委員会第26回合同会議が英国(ハンプシャー、英国南部)にて開催されたところ、概要以下のとおり。
1.主要参加者
- (1)日本側
山花郁夫 衆議院議員(民主党)、中谷智司 参議院議員(民主党)、小野寺五典 衆議院議員(元外務副大臣、自民党)、田中直毅 国際公共政策研究センター理事長、田中均 (財)日本国際交流センターシニア・フェロー、薬師寺泰蔵 世界平和研究所研究主幹はじめ18名が参加。 - (2)英国側
ジャック・カニンガム卿(Lord Cunningham of Fellings)(英側座長、上院議員、元内閣府大臣)、リチャード・ニーダム(Sir Richard Needham)元産業通商省通商担当大臣、ジョン・スタンレー(John Stanley)英国下院議員(保守党)、ビル・エモット(Mr. Bill Emmott)元エコノミスト誌編集長をはじめ20名が参加。
2.主要日程
| 3月18日(木曜日) | 日本側委員によるマンデルソン首席大臣兼ビジネス・イノベーション技能担当大臣表敬 リケッツ外務次官主催レセプション |
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|---|---|---|
| 19日(金曜日) | 第1セッション: | 日本及び東アジアの現状と課題 |
| 第2セッション: | 英国及び欧州の現状と課題 | |
| 20日(土曜日) | 第3セッション: | 世界金融危機からの回復へ向けてのチャレンジと国際通商・投資・金融フローへの影響 |
| 第4セッション: | 国際地政学の構造上の変化と世界的・地域的安全保障への影響 | |
| 第5セッション: | コペンハーゲンサミット後の気候変動に関する課題と戦略 | |
| 21日(日曜日) | 第6セッション: | 日英協力関係の展望 |
| 最終セッション: | 議長サマリー | |
3.概要
- (1) 今次合同会議では、「日本及び東アジアの現状と課題」、「英国及び欧州の現状と課題」、「世界金融危機からの回復へ向けてのチャレンジと国際通商・投資・金融フローへの影響」、「国際地政学の構造上の変化と世界的・地域的安全保障への影響」、「コペンハーゲンサミット後の気候変動に関する課題と戦略」及び「日英協力関係の展望」から成る6つのテーマにつき、政・民・学の各界の有識者による活発な議論が展開された。
- (2) 第1セッション「日本及び東アジアの現状と課題」では、中国の見方及び対中関係における日英間の連携の重要性について、第2セッション「英国及び欧州の現状と課題」では、5月にも実施される英国総選挙における争点及び見通しについて、第3セッション「世界金融危機からの回復へ向けてのチャレンジと国際通商・投資・金融フローへの影響」では、世界経済回復へ向けて各国が取り得る措置について、第4セッション「国際地政学の構造上の変化と世界的・地域的安全保障への影響」では、グローバルな視点を持ちつつも、地域的な視点を持つことの重要性について、第5セッション「コペンハーゲンサミット後の気候変動に関する課題と戦略」では、「コペンハーゲン合意」を踏まえた現状の評価と今後の課題について、第6セッション「日英協力関係の展望」では、日英間の幅広い分野での協力の重要性について、それぞれ議論が行われた。
- (3) 日英21世紀委員会合同会議の一環として、18日に、日本側委員によるマンデルソン英国首席大臣兼ビジネス・イノベーション技能担当大臣表敬が行われ、アフガニスタン情勢、気候変動問題、中国情勢について意見交換が行われた。
(参考)
- 日英21世紀委員会は、1984年に中曽根総理、サッチャー首相の首脳会談で合意したことを受け、翌1985年に発足し、日本および英国で交互に毎年開催されているものであり、わが国と英国両国の各界の有識者間の自由な意見交換を通じて、日英関係の幅広い側面につき討議し、日英間の相互理解、知的交流を深め、長期的に両国の協力関係の緊密化の方とを探ることを目的としている。
- 英側座長はカニンガム上院議員(元ランカスター公領大臣兼内閣府閣外大臣)、日本側座長は2001年10月より、小泉総理(当時)の指名により就任した塩崎恭久衆議院議員が務めていたが、現在は空席。
