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第11回日南ア・パートナーシップ・フォーラム
(概要)

平成23年6月

 6月1日(水曜日)及び2日(木曜日),東京において,第11回日南ア・パートナーシップ・フォーラムが開催され,経済連携,貿易投資,開発,気候変動の4つの作業部会において,我が国と南アの実務レベルの議論が行われた。
 また,同フォーラムの政治セッションとして行われた日南ア外相会談及びその後の松本大臣主催夕食会(2日)の概要は報道発表のとおり。

1.経済連携

  1. (1)日南ア双方から現時点での両国の見解・立場について率直な開陳が行われた。
  2. (2)日・南部アフリカ関税同盟(SACU)間の経済連携については,SACU理事会の対応を踏まえた上で,更なる協議・検討を行うこととなった。
  3. (3)日南ア経済関係強化のための方途を探るための協議を今後行っていくこととなった。

2.貿易投資

  1. (1)双方の政府,関係機関及び公営企業による有意義なプレゼンテーションが行われ,二国間ビジネスの更なる拡大に対する期待が示された。
  2. (2)双方より,二国間の産業協力等に関する共同研究,在南ア日本企業のビジネス環境に関するラウンドテーブル,南部アフリカ開発共同体(SADC)のインフラ・セミナー,COP17に向けた具体的協力案件の発掘といった具体的提案がなされ,それぞれ,前向きに検討していくこととなった。
  3. (3)原発事故の影響等,日本製品の安全性についても議論が行われた。

3.開発

  1. (1)政府関係者によるセッションでは,日本側から,対南ア円借款の再開について双方の立場や検討状況を説明し,双方で引き続き協議を続けていくこととなった。
  2. (2)民間企業関係者等が参加したその後のセッションでは,先般セネガルのダカールで開催した第三回TICAD閣僚級フォローアップ会合の成果,南北回廊を含むインフラ整備,人材育成,科学技術協力等について,日南ア間の協力関係を強化していくこととなった。
  3. (3)国別援助方針について両国間で協議していくことで一致した。

4.気候変動

  1. (1)「アフリカのCOP」であるCOP17に向けて,同会議の議長国である南アを強力にサポートすることを確認し,具体的な成果を目指し,議論していくことが確認された。
  2. (2)アフリカにおけるグリーン成長・低炭素社会の構築に向けて,先般のダカールでのTICAD閣僚級会合で合意された「アフリカにおける低炭素成長・持続可能な開発戦略」を含め,各種具体的取り組みにおいて両国が協力することでアフリカにおける気候変動問題の解決に貢献することが確認された。

【参考】日・南ア・パートナーシップ・フォーラム

1998年4月に首脳間で設置に合意して以来,日本と南アフリカ間で両国間関係強化のために開催している政府間協議。貿易投資,経済協力等における協力関係強化をテーマに議論を行っており,昨年よりは民間部門の参加も得ている。

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