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平成21年5月29日
タミーム・カタール国皇太子は、5月26日(火曜日)から28日(木曜日)まで公式実務訪問賓客として来日し、天皇陛下との御会見及び宮中午餐、皇太子殿下との御接見、麻生総理との会談及び総理主催晩餐会に出席した。この他、中曽根外務大臣、二階経済産業大臣及び竹田日本オリンピック委員会会長の表敬を受け、日・カタール友好協会及び在京カタール大使館主催の昼食会へ出席した。
(1)首脳会談
(イ)二国間関係
双方は、緊密な両国の関係が幅広い分野で重層的に発展していくことが重要であるとの意見で一致し、エネルギー分野での両国間の協力の維持・拡大や2010年春に予定されている成田・ドーハ間のカタール航空の直行便の就航による二国間関係の活発化への期待を表明した。
(ロ)教育協力
教育分野に関して、麻生総理は、更なる教育協力を進めるため密接に相談したい旨述べ、タミーム皇太子は、同校は両国の友好・協力関係の象徴であり、この学校でカタールの子供達が日本の子供達と一緒に勉強することを通じて、両国民の関係が一層発展することを期待する旨述べた。
(ハ)経済関係
経済関係の更なる発展のため、双方は、投資協定交渉の早期交渉開始、湾岸協力理事会(GCC)とのFTA交渉の早期妥結のため、協力していくことで意見が一致した。
(ニ)地域情勢
双方は、中東情勢、アジア情勢等について意見交換を行った。
(2)総理主催夕食会
我が方から二階経済産業大臣等、カタール側からアティーヤ副首相兼エネルギー工業大臣、アティーヤ国際協力担当大臣等が出席し、夕食会が行われた。
(1)両国の良好・緊密な関係を確認・強化し、重層的な関係の構築を促進する上で重要な機会となった。
(2)ドーハ日本人学校において、両国の教育協力の進展のため、協力を一層密にし、検討を進めていくことが確認された。
(3)エネルギー分野での協力の維持・拡大について見解の一致が見られたことは、我が国のエネルギー安全保障の観点から極めて重要。
(4)天皇陛下との御会見及び宮中午餐並びに皇太子殿下との御接見が行われ、我が国皇室とカタール国首長家の交流が深められた。