5月31日(火曜日)から6月6日(月曜日)まで,ズドロィエフスキ・ポーランド文化・国家遺産大臣(H.E. Mr. Bogdan ZDROJEWSKI, Minister of Culture and National Heritage of the Republic of Poland)が閣僚級招へいのプログラムで来日したところ,概要以下のとおりです。
1.伴野副大臣との夕食会
伴野副大臣から,訪日を歓迎するとともに,東日本大震災に際するポーランドの官民からの支援に対して謝意を表明しました。ズドロィエフスキ大臣からは,国難に立ち向かっている日本の勇敢さと規律正しさに対し敬意が表され,今後ともポーランドとして支援をしていきたい旨述べました。
そのほか,夕食会では,日・ポーランド文化関係,日EU・EPA,文化と外交等につき意見交換がなされました。
2.宮城県訪問
(1)若生宮城県副知事との会談
ズドロィエフスキ大臣は,宮城県仙台市を訪問し,若生宮城県副知事と会談を行いました。会談では,ズドロィエフスキ大臣から,今次震災に対する哀悼の意が表明され,被災地域の音楽・芸術専攻の学生をポーランドに招待したい旨提案がなされました。若生副知事からは,提案を歓迎する,一日も早く復興し,ポーランドとの文化交流を発展していきたい旨述べました。
(2)被災地における献花及び中学校訪問
ズドロィエフスキ大臣は,津波の被害が甚大であった名取市閖上(ゆりあげ)地区を訪問し,献花を行いました。その後,同市の増田中学校を訪問し,3年生約150名と懇談しました。ズドロィエフスキ大臣から,ワルシャワの小学生が日本の被災児童のために描いた絵を紹介し,遠く離れたポーランドにも多くの児童が日本を応援している旨述べました。生徒からは,ポーランドに関する様々な質問がなされました。
3.広島県訪問
ズドロィエフスキ大臣は,広島県の平和記念資料館を訪問し,前田耕一郎館長と会談を行いました。会談では,ズドロィエフスキ大臣から,ポーランドで2014年9月に開館予定の「第二次世界大戦博物館」への資料提供依頼を行いました。それに対し,前田館長から,原爆被害について,いろいろな人に見てもらうことは大事なことであり,可能なものを提供しようと思う旨述べました。
会談後,ズドロィエフスキ大臣は,前田館長の案内により資料館を視察した後,記念碑の前で献花を行いました。



