アジア

安倍昭恵総理夫人のインドネシア(バリ)及びブルネイ訪問
(平成25年10月6日~10日)

平成25年10月22日

英語版 (English)

  • バリ日本語補習授業校訪問
  • バリのタット・タワム・アシ孤児院訪問
  • ブルネイの障害者施設「プサット・イサン」訪問
 平成25年10月6日から10日まで,安倍総理大臣と共に,インドネシア(バリ)及びブルネイを訪問した安倍総理夫人は,様々な交流活動を行いました。
日本とインドネシアは,本年外交関係樹立55周年を迎え,政治・経済のみならず,文化・人的交流を含むあらゆる分野で両国の関係が深まっています。また,日本とブルネイは,長年に亘り良好な関係を築いており,来年外交関係樹立30周年を迎えます。安倍総理夫人の今次訪問により,インドネシア及びブルネイと日本との絆が一層深まることになりました。
 
1 10月7日(インドネシア)

(1)インドネシア大統領夫人主催の公式プログラム
 午前10時から午後14時15分頃まで,安倍総理夫人は,APEC参加エコノミー首脳夫人(豪州,チリ,中国,中国香港,マレーシア,パプアニューギニア,シンガポール,チャイニーズ・タイペイ)と共に,バリ・サファリ・マリン・パークにおいて行われたインドネシア大統領夫人主催のプログラムに参加しました。バリの舞踊やヒンドゥー教の儀式を見学しつつ,アニ・インドネシア大統領夫人及びAPEC首脳夫人と交流を深めました。
 
(2)日本とゆかりのあるインドネシアの方々との交流
 午後2時45分から午後3時45分頃まで,バリ島デンパサールにある国立ウダヤナ大学大学院を訪問し,スワストゥ・ウダヤナ大学副学長,元日本留学生及び「JENESYS(21世紀東アジア青少年大交流計画)」プログラムで来日したインドネシアの青少年ほかと懇談を行いました。安倍総理夫人からは,東日本大震災からの復興支援として被災地で花火を打ち上げる「Light Up Nippon」事業のチャリティー・ソングを紹介しつつ,東日本大震災の際にインドネシアの方々から寄せられた励ましと支援に感謝を述べました。また,外交関係55周年を迎える本年,日本と関わりのあるインドネシアの方々が更なる良好な両国関係のための架け橋になっていただきたいとの期待を述べました。懇談会ではJENESYSに参加したことにより日本が好きになったという体験談,伝統文化の大切さ,日本語学習方法などを話題に和やかに意見交換が行われました。
 
(3)バリ日本語補習授業校訪問
 午後16時00分から午後16時55分頃まで,バリ日本語補習授業校を訪問し,同校の子供達と交流を行いました。バリ日本語補習授業校は1990年にバリ日本人会が母体となり,在留邦人子弟の国語教育を行うために設立されました。安倍総理夫人は,子供達に同校で日本や日本文化について学んでいただき,日本とインドネシアの架け橋になっていただきたい旨発言しました。また,安倍総理夫人は,元気いっぱいの子供達と紅白玉入れ,大玉転がし及びことわざ伝言ゲームなどを一緒に行って交流しました。
  • インドネシア大統領夫人主催の公式プログラム
  • 日本とゆかりのある方々との交流
2 10月8日(インドネシア)

(1)ウブド交番訪問
 10時から10時30分頃まで,安倍総理夫人は,バリ島のウブド交番を訪問し,地元警察署長や分署長等の歓迎を受け,日本政府によってJICAのプログラム・マネージャーとして派遣されている中尾氏から,警察改革プロジェクトの概要について説明を受けました。安倍総理夫人は,日本が支援する警察改革プロジェクトによって地域住民を守る警察官が育成され地域の安全が守られ,観光客が安心してバリに滞在できるようになり,良好な二国間関係を更に深めていく一助にもなっていることは喜ばしい旨を伝えました。交番勤務員からは,日本の協力を受けて警察の業務改革が進んでおり,日本の研修での経験を踏まえ,日本の警察から巡回連絡の方法を取り入れるなどの取組を行っていることなど,警察活動について説明がありました。安倍総理夫人は署員達に向けて励ましの言葉を揮毫しました。
  • 補習校の児童との大玉転がし
  • ウブド交番訪問
(2)ビダダリ・アート・ギャラリー訪問
 11時45分から12時30分頃まで,安倍総理夫人は,バリ島のビダダリ・アート・ギャラリーを訪問し,曼荼羅彫刻の木彫りの実演やバリの伝統的な絵画を見学しました(同ギャラリーで制作されている彫刻や絵画は,日本国内の寺院にも納められています。)。
 
(3)バリで活躍する邦人女性との昼食
 13時から14時頃まで,安倍総理夫人はバリで活躍する邦人女性と懇談を行いました。安倍総理夫人からは,観光,芸術,日本語教育,国際協力等の分野で活躍する方々の御尽力で良好な二国間関係が築かれてきたことについて感謝の意を伝えました。参加者からは,バリ日本人会が日本語補習授業校など二世教育を重視して将来両国の架け橋となる人材育成を行っていることや,同国の民主化支援の一環として行われている警察支援に尽力された日本人の方々が地域に根付いて活躍している様子等が伝えられました。
 
(4)タット・タワム・アシ孤児院訪問
 14時15分から15時45分頃まで,安倍総理夫人はバリ島のタット・タワム・アシ孤児院を訪問しました。同孤児院は,貧困層の支援を目的として元バリ州知事夫人らが共同運営を行っており,バリ日本人会とも交流が行われています。安倍総理夫人は,よさこい踊りの鳴子を使った子供達の歓迎を受け,子供達と共にバリの伝統的なお供え物を作るなどして交流しました。
 
3 10月9日(ブルネイ)

(1)障害者施設「プサット・イサン」訪問
 8時50分から9時40分頃まで,ブルネイを訪問中の安倍総理夫人は,障害者施設である「プサット・イサン」を訪問しました。同施設はボルキア国王の五女にあたるアゼマ・ニマトウル・ボルキア王女が会長を務めており,様々な障害を持つ方々が教育,職業訓練,リハビリ活動を行っています。安倍総理夫人は,多様な人々が幸せに共存できる社会を実現するために障害者の方々は重要な役割を担っていると考えており,各人が自立的に活動できるための教育等を行われている本施設の取組は素晴らしく,自分も学ばせていただきたいとの言葉を伝え,各活動を視察しました。また,日本への興味をますます深めていただきたいとの思いを込めて子供達に浴衣を贈り,一人一人と触れ合いながら交流を行いました。
 
(2)ブルネイ政府主催公式プログラム
 11時から15時頃まで,安倍総理夫人は,各国首脳夫人(インドネシア、マレーシア、ミャンマー、シンガポール、ベトナム)と共に,ブルネイ政府主催の公式プログラムに参加しました。
 
ア サレハ王妃陛下謁見
 11時から11時30分頃まで,安倍総理夫人は,王宮において,各国首脳夫人と共に,サレハ王妃に謁見しました。サレハ王妃陛下からは本年5月の来日についてお言葉を述べられました。安倍総理夫人は7日の王妃陛下の誕生日へのお祝いをお伝えするとともに,本年5月のブルネイ国王王妃両陛下の訪日に続き,安倍総理夫妻の訪問が実現したことは喜ばしく,両国の絆が益々深まることを願っている旨述べました。
  • 王宮において,各国首脳夫人と共にサレハ王妃謁見が行われました。
イ 文化伝統工芸品展鑑賞
 王妃謁見後,11時30分から13時00頃まで,安倍総理夫人は,サレハ王妃の案内により,各国首脳夫人と共に,ブルネイの文化伝統工芸品展を視察しました。安倍総理夫人は,ブルネイの伝統的な楽器,食事の様式,結婚式の模様やブルネイ各地の伝統工芸品等を見学しながら,安倍総理夫人は,各国首脳夫人との交流を深めました。
 
ウ サレハ王妃陛下主催昼食会
 13時から13時50分頃まで,安倍総理夫人は,サレハ王妃陛下主催の昼食会に参加しました。昼食会の途中で,ブルネイの文化的な舞踊を鑑賞しました。
 
エ クルーズによる水上集落等視察
 14時10分から15時10分頃まで,安倍総理夫人は,サレハ王妃陛下の案内により,各国首脳夫人と共にブルネイ川を船で遊覧しながら,ブルネイの「原風景」といわれる水上集落と熱帯雨林を見学しました。
 
(3)ジェミ・アサル・ハサナル・ボルキア・モスク見学
 16時から16時30分頃まで,安倍総理夫人は,バンダルスリブガワン市内にあるジェミ・アサル・ハサナル・ボルキア・モスク(新モスク)を見学しました。ブルネイ宗教省関係者の説明により,世界最大のコーラン台(リーハル)を見学するとともに,礼拝堂を見学し,イスラムへの理解を深めました。
  • 新モスクの礼拝堂を見学
  • 日本とゆかりのあるブルネイの方々との交流
(4)日本とゆかりのあるブルネイの方々との懇談
 18時から19時頃まで,安倍総理夫人は,「21世紀東アジア青少年大交流計画(JENESYS)」参加者,元日本留学生,東南アジア青年の船参加者,日本語学習者や日本語教師の方々など,日本とゆかりのあるブルネイの方々との懇談を行いました。安倍総理夫人からは,今次訪問に当たってのブルネイの皆様の温かい受け入れに感謝を表し,外交関係30周年を迎える来年に向けて,日本と関わりのあるブルネイの方々と共に両国関係飛躍のために力を合わせていきたい旨を伝え,参加者と和やかに懇談会を行いました。参加者からは日本でのホームステイでの体験や日本語教育の現状,東日本大震災の被災地訪問の体験などについて発言がありました。懇談会では,東日本大震災の被災地で花火を打ち上げる「Light Up Nippon」事業のチャリティー・ソングが紹介されました。
 
4 10月10日(ブルネイ)

(1)イスラム展示ギャラリー見学
 10時50分から11時20分頃まで,安倍総理夫人は,ブルネイ宗教省関係者の案内でバンダルスリブガワン市内のイスラム展示ギャラリーを訪問しました。先方からは,ハサナル・ボルキア国王がブルネイ国民に寄贈したコーラン,マレー圏や中東の数百年前のコーランなどのイスラムに関連した資料などを紹介しながら,ブルネイにおけるイスラム文化について説明が行われ,訪問への謝意が表明されました。
 
(2)ブルネイ女性リーダー達との昼食会
 12時から13時40分頃まで,安倍総理夫人は、アディナ文化青年スポーツ省副大臣らブルネイで活躍する女性達と昼食を挟みながら意見交換を行いました。東南アジアのイスラム圏における女性の活躍やブルネイの子供の問題などについて,和やかな雰囲気の中で活発な意見交換が行われました。安倍総理夫人からは,日本国内の女性や子供をめぐる現状を紹介しました。アディナ副大臣からは,ブルネイにおける現状が説明され,安倍総理大臣の9月の国連総会における女性への声援に勇気づけられたとの発言がありました。
参加者との間では,国際社会の中で女性問題は共通点も多く,これからも情報交換を行いながら,日・ブルネイ,日・ASEANの女性が手を取り合って女性が輝ける社会をともに作っていきたいとの希望が表明されました。
 
(参考)ブルネイ側出席者:アディナ文化青年スポーツ省副大臣,ミスナ文化青年スポーツ省・地域社会開発局長,インタンASEAN女性と子供の権利の保護・促進委員会(ACWC)議長 兼 同組織ブルネイ代表「子供の問題」担当委員,マリアム・ブルネイ・カウンシル・オブ・ウィメン会長,ロキア・ブルネイ・ウィメンズ・ビジネス・カウンシル会長,モルディアASEAN女性と子供の権利の保護・促進委員会(ACWC)ブルネイ代表「女性の問題」担当委員
 
(3)ロイヤル・レガリア(王室至宝館)見学
 13時45分から14時30分頃まで, 安倍総理夫人は,バンダルスリブガワン市内のロイヤル・レガリア(王室至宝館)を視察し,ブルネイの王族やブルネイの独立までの生涯の歴史などの説明を受けました。

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