アフリカ

安倍昭恵総理大臣夫人とTICAD V学生プロジェクトとの懇談

平成25年5月15日

英語版 (English)

 6月1~3日に開催される第5回アフリカ開発会議(TICAD V)を前に,14日,安倍昭恵内閣総理大臣夫人は,TICAD V学生プロジェクト代表7人と懇談しました。
 
1 TICADとは
 
 TICADとは,Tokyo International Conference on African Development (アフリカ開発会議) の略称で,アフリカ開発をテーマとして,日本,国連,世界銀行,国連開発計画(UNDP),アフリカ連合委員会(AUC)が共催する首脳会合です。本年6月1日~3日,第5回TICAD(TICAD V)が横浜で開催されます。TICADは1993年以降5年に1度開催されています。5回目となる本年も,前回までと同じく,アフリカ諸国から首脳・閣僚を始めとする多くの関係者が訪れます。
  • TICAD Vのロゴ
2 TICAD V学生プロジェクトとは
 
 TICAD V学生プロジェクトとは,アフリカの学生(日本在住の留学生・アフリカ在住を含む)と日本の学生の幅広いネットワークを構築することにより,互いに学びあい,アフリカと日本の将来のあるべき姿・関係について議論を行い,TICAD Vへの提言等の対外発信を行うプロジェクトです。
 懇談では,学生から,学生プロジェクトでは日本全国の日本人学生とアフリカ諸国からの留学生計約140名がアフリカに関わる様々な活動を行っていること,TICAD Vに向けた若者の声をまとめた提言を出すために11日間にわたり議論を行うなどの苦労や喜びがあったこと,各学生がアフリカ諸国に滞在した際の体験につき話がありました。また,「この学生プロジェクトはTICADの存在があるからこそ生まれたものです。」との発言もありました。
 総理夫人は,学生の話に耳を傾け,共感し,アフリカに関心をもって熱心に活動する学生を称えました。また,自身が南アフリカとマダガスカルを訪問した経験に触れた際には,「現地の子ども達の目が輝いていたのがとても印象的だった。」と述べました。また,アフリカを通じて得られた友人の輪についても語り,同じような経験を持つ学生との会話が弾みました。
  • 懇談の様子
3 総理夫人とTICAD V学生プロジェクトとの関わり--TICAD V開催期間中の総理大臣夫人主催プログラム
 
 ファーストレディとして,総理夫人は,TICAD V開催中に,アフリカ諸国首脳の配偶者を迎えるプログラムを主催します。このプログラムが,できるだけ多くの人々の参加を得て,アフリカ諸国首脳の配偶者の方々が楽しみ,また有意義だったと感じられる機会になればと考えています。
 総理夫人とTICAD V学生プロジェクトとの関わりは,このプログラムを検討する過程で生まれました。6月1日にはプログラムの一環として,エイズを考えるシンポジウムが開催されます。同シンポジウムには,学生プロジェクトの方々も,会場準備から本番への参加に至るまで積極的に協力してくれています。また,総理夫人と学生プロジェクトは,5月11-12日に開催されたアフリカン・フェスタ2013においても同プロジェクトの展示会場を訪れ,交流を深めました
  • アフリカン・フェスタ2013にて
4 エイズを考えるシンポジウム
 
 シンポジウムの主題となるエイズ問題及びその啓発活動について,総理夫人と学生の間で,それぞれが活動に関わった経験や感想を交えた意見交換がなされました。学生からは,自らの経験を基に,アフリカではエイズ問題につき積極的に語る人が多いのに対し,日本ではこの問題に触れることに及び腰であると感じる,日本における啓発活動は工夫の余地があると思うので,自分たちも考え,行動していきたいとの話がありました。また,同席した伊藤TICADV担当大使は,かつて駐在したタンザニアでの経験を紹介し,アフリカにおけるエイズの啓発活動につき言及しました。
 総理夫人は,エイズの啓発活動への自身の関わりにも触れつつ,「アフリカにおけるエイズに対する教育や啓発活動は進んでいると感じている。日本でもエイズの啓発活動への理解がいっそう深まることを期待します。」と述べました。
  • 懇談の様子
5 日本とアフリカ
 
 この20年間,日本は世界にアフリカの開発への支援を呼びかけてきました。アフリカは,東日本大震災の際,日本に温かい支援を届けてくれました。アフリカと日本の絆は,より確かなものとなっています。
 総理夫人は,日本とアフリカの関係について,「日本はアフリカ諸国に親しみ,パートナーとして接してきていることにその外交の特徴があるので,これからもアフリカとお互いに学びあって助け合っていくことができればいいと思う。」と述べました。
 TICAD V学生プロジェクトの活動に対する感想を求められ,伊藤大使から,「学生プロジェクトを通じ素晴らしい経験をしている皆さんが,将来も専門性を持って社会で取り組んで欲しい。」と述べました。最後に総理夫人から,学生プロジェクトが「若者らしい,みずみずしい感性で頑張っていることに感心しています。」と述べました。そして,学生プロジェクトの活動が,日本から遠いと思われがちなアフリカを身近なものと感じさせることに貢献しており,「これからも若い力で日本とアフリカ諸国の相互理解の促進のために是非頑張って欲しいです。」と激励しました。
  • 懇談後に参加者と

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