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平成24年5月
水路図誌(海図,灯台表等)の最大限の統一,水路測量の手法や水路業務の技術開発等を促進するための技術的,科学的な活動を行う国際機関。1921年設立。加盟国は80か国。本部はモナコに所在。
各国の水路機関による海図作製の便宜を図る目的で,IHOが海洋の境界と名称を示すガイドラインとして編纂している図誌。
「大洋と海の境界」は1929年の初版から現行版(1953年作成)に至るまで,一貫して国際的に確立された唯一の名称として日本海呼称を使用。
韓国は,1990年代以降,各国の政府・市販の地図や国際機関の地図において,「日本海」を「東海」と改称するか,「東海」と「日本海」を併記すべきと主張してきており,1997年以降,IHOの場でも同様の主張を継続してきている。
5年ごとに開催され,最近では本年4月23日~27日に開催された。
主に,財政事項,5か年の事業計画等が取り上げられ,その一環として「大洋と海の境界」の改訂作業の今後の方針についても取り上げられたが,右作業について新たな決定を行わないことが確定し,IHOとしてこれまでどおり,日本海単独表記を継続維持することとなった。
2002年,2007年のIHO総会においても本件について合意に至らず,その後設置された作業部会においても結論は出なかった。その間,我が国は,日本海は国際的・歴史的に確立された唯一の名称であり,「大洋と海の境界」における記述も含め,日本海単独表記を変更する必要性も根拠もないとの基本的立場を一貫して主張してきている。