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ゲブーザ・モザンビーク与党幹事長
(次期大統領与党公認候補)の訪日
(概要と評価)


平成16年6月21日


 ゲブーザ・モザンビーク与党幹事長(次期大統領候補)は、6月15日(火)から20日(日)までオピニオン・リーダー招聘の枠組みで訪日したところ、概要及び評価以下の通り(なお、モザンビークは2003年~2004年のAU議長国)。

1.概要

(1) ゲブーザ・モザンビーク与党幹事長は、細田官房長官及び田中外務大臣政務官ら我が方政府要人と会談した他、森前総理(日・アフリカ連合(AU)友好議連会長)、松下・日・アフリカ連合(AU)友好議連副会長、大野・日・モザンビーク友好議連会長、矢野前外務副大臣、畠中JICA副理事長等との間で幅広い意見交換を行った。
(2) 東京ではパナソニック・センターを訪問し、日本の最先端技術を視察する一方、国会議事堂や小学校を訪問するとともに、民間セクターとの意見交換を行った。また、名古屋・広島を訪問し、トヨタ自動車工場の視察や原爆資料館見学、世界文化遺産である厳島神社訪問等を通じて日本の経済・歴史・伝統文化にも触れる機会を得た。
(3) 17日の細田官房長官との会談では、日・モザンビーク間の友好協力関係強化の観点から、以下のとおり幅広い意見交換が行われた。
(イ) 細田官房長官から、TICADプロセスを通じた我が国の積極的なアフリカ支援を説明。また、本年秋に開催が予定されている「TICADアジア・アフリカ貿易投資会議」への参加と協力を要請するとともに、2008年のTICADIVに向けた継続的な協力を依頼。
(ロ) ゲブーザ幹事長は、NEPADとの連携を大きく打ち出したTICADの意義を高く評価。また、日本の人道支援や、インフラ、水分野における支援、モザンビークの和平プロセスに貢献したPKOへの自衛隊要員派遣等我が国の支援に対し謝意を表明。民間分野でもモザンビークにはアルミ精錬やエビの輸出の分野で日本企業が進出しており、今後も活発な貿易投資の促進、民間セクターの活躍を期待する旨述べた。
(ハ) ゲブーザ幹事長は、両国の関係は天正少年使節団が日本人としてアフリカの地で初めてモザンビーク島を訪問した時から続いており、今日モザンビーク島はユネスコの世界遺産に指定され、同島の遺跡修復に日本が支援をしていることは両国の良好な関係の象徴である旨述べた。

2.評価

(1) 今後のモザンビークの将来を担う可能性が極めて高い、次期大統領与党公認候補であるゲブーザ与党幹事長の訪日は、両国間の強い信頼関係を醸成することに大きく貢献した。
(2) 細田官房長官を含め、政府要人との会談を通じ、PKOへの自衛隊要員派遣やモザンビーク経済社会改革支援のための経済協力等に対する謝意が繰り返し表明され、良好な二国間関係を強化していくことへの同意が得られたのみならず、我が国の対アフリカ外交の基軸であるTICADプロセスの推進(平和の定着、地域協力、貿易投資の促進等)についても連携強化していく旨確認された。
(3) このように、ゲブーザ・モザンビーク与党幹事長の訪日は、今後の日・モザンビーク関係を一層強化するのみならず、TICADIIIフォローアップのモメンタムを維持、強化する好機ともなった。



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