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ローハニ・イラン国家安全保障最高評議会書記の訪日
(概要)


平成16年3月23日


1.概要

 ハッサン・ローハニ・イラン国家安全保障最高評議会書記は、3月15日から17日まで訪日し、滞在中、小泉総理、河野衆議院議長を表敬し、川口外務大臣他と会談した。


2.会談のポイント

(1) イランの核問題

(イ) 日本側より、イランが前向きの対応を継続し、累次のIAEA理事会決議のすべての要求事項を誠実に履行するよう、強く求めるとともに、核問題の解決のためには、国際社会との信頼関係の構築が必要であることを強調した。

(ロ) イラン側より、今後ともIAEAとの協力を継続するが、核問題の早期解決を望んでいることを強調した。

(ハ) 核問題について、外務省の専門家によって議論を継続していくことで双方合意。

(2) イラク問題

(イ) 日本側より、自衛隊派遣は人道復興支援のためであり、武力行使のためではないことを説明の上、イラクの安定には日本は国際社会と協力しており、日イラン間でも協力していきたいとした。

(ロ) イラン側より、イランはイラクへの支援を実施している、イラクの安定はイランにとっても重要であり、イラクの復興支援等につき、日本とも協力していきたいと述べた。

(3) アフガニスタン、テロ対策

 イラン側より、アフガニスタンについても、イラクと同様に安定的な政権を樹立させるまで時間がかかるであろうが、イランは日本と協力する用意があるとした。またテロ対策については、イラン側より、アル・カーイダのメンバーを出身国に引き渡してきている、国内で投獄中のメンバーについても今後裁いていくと述べた。

(4) 北朝鮮

(イ) 日本側より、イランが北朝鮮との間でミサイル協力を行っていないことの確認と拉致問題についてのイランの理解と支持を求めた。

(ロ) イラン側より、近年、北朝鮮との軍事協力はない、また拉致問題は、人道上大きな問題であり、イランとしてできるだけ協力したいとした。

(5) 二国間関係

(イ) イラン側より、2月の国会選挙では多数派と少数派が逆転したが、外交政策に変更はなく、特に、日イラン関係については党派を超えて重視しているとした。

(ロ) 日本側より、二国間関係の重要性を認識していると応じた。



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