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ミルズ・ガーナ大統領の訪日 (概要と評価)

平成22年10月4日

  • (写真)ガーナ共和国のジョン・エバンズ・アッタ・ミルズ大統領と握手する菅総理
  • (写真)日・ガーナ首脳会談

(写真提供: 内閣広報室)

 9月29日~10月2日,ジョン・エバンズ・アッタ・ミルズ・ガーナ大統領が,公式実務賓客としてわが国を訪問しました。その概要と評価は次のとおりです。

1.概要

(1)訪日日程概要

9月29日(水曜日)
成田着
ガーナ投資フォーラム(於:ジェトロ)
日・ガーナ首脳会談及び総理主催夕食会(於:総理官邸)
9月30日(木曜日)
天皇陛下との御会見及び宮中午餐(於:宮中)
在日ガーナ人コミュニティーとの懇談会
10月1日(金曜日)
在京アフリカ外交団主催朝食会
緒方JICA理事長,日本経団連,日本企業による大統領表敬
京都へ移動
10月2日(土曜日)
京都視察,関西空港発

(2)菅総理との首脳会談

  1. ア 菅総理より西アフリカ地域における安定した民主主義国であるガーナの経済社会開発のために積極的に支援を行っていく我が国の方針を説明した上で,2000年以降供与されていなかった円借款の個別案件の検討を再開するとともに,人材育成面でも今後3年間で100人以上のガーナ人研修員の追加的受入れを始めとする支援を強化していく旨を伝達。
     さらにTICAD IVで約束した貿易投資促進に官民が連携して取り組んでいる中で,日本企業の対ガーナ投資案件を進めていきたい旨発言。
  2. イ ミルズ大統領より日本の対ガーナ支援に深甚なる謝意を表明しつつ,ガーナ政府としても,様々な分野において日本と積極的に協力していきたい,また,貿易・投資の面でも,日本との関係を一層強化することを期待する旨発言。
     さらに国連安保理改革等の国際的な課題についても日本と協力して取り組んでいく旨発言。

2.評価

(1)二国間関係の進捗と更なる推進

 今次訪日は,皇太子殿下のガーナ訪問(本年3月)に続く要人往来として,日・ガーナ二国間関係の強化に向けた大きな弾みとなった。

  1. ア 経済関係

     訪日中,ガーナ政府・JETRO共催「ガーナ投資フォーラム」が開催されるとともに,日本経団連及び個別の日本企業による大統領表敬が行われた。その結果,両国の官民の経済交流が一層促進され,貿易・投資面での関係強化の重要性が確認された。

  2. イ 経済協力

     わが国からガーナに対する円借款再開及び人材育成面での協力に関する表明を行った。

(2)国際場裡での協力

 安保理改革,気候変動,生物多様性といった諸課題について,今後の国際場裡での協力意思を確認した。

(3)その他

 日本滞在を通じて同大統領の対日理解を促進し,個人的な親日感の醸成に寄与した。

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