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日デンマーク首脳会談(概要)

平成22年3月8日

日本・デンマーク首脳会談の写真 ラスムセン首相と握手する鳩山総理の写真 共同記者発表に臨む両首脳の写真
(写真:内閣広報室)


  1. 鳩山総理は、本8日(月曜日)午後6時20分より午後7時10分まで、実務訪問賓客として来日したラース・ルッケ・ラスムセン・デンマーク首相と、総理官邸において首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

    • (1)冒頭、鳩山総理より、ラスムセン首相の初訪日に歓迎の意を表し、日デンマーク二国間関係は順調であり、科学技術分野における協力も今後一層推進していきたい旨述べました。それに対して、ラスムセン首相より、過去総理は2度に亘りデンマークを訪問して頂いており光栄、特に気候変動問題への献身的な関与に感謝する旨述べるとともに、念願の自分の訪日が実現して嬉しい旨述べました。さらに、ラスムセン首相は、デンマークは日本と多くの共通点があり、様々な分野でパートナーシップを強化していきたい旨述べました。
    • (2)鳩山総理より、先方の関心に応える形で日本経済の現状につき説明するとともに、我が国の新成長戦略、特に「第三の道」及び「グリーン・イノベーションによる環境・エネルギー大国戦略」について説明したところ、ラスムセン首相より、貴総理が追求する「第三の道」はそのままデンマークの進むべき道であるとも言える、デンマークも現在、政府の諮問会議である「成長フォーラム」において成長戦略について議論を行っているところであり、特に「緑の成長」を重視している旨述べました。ラスムセン首相は続いて、残念ながら、欧州は経済危機からの回復においてアジアに遅れをとっている状況であるところ、デンマークは自由貿易を重視しており、日EU自由貿易協定に賛成する立場である旨述べました。これに対し、鳩山総理より、新政権としてEPA、FTAを国益のために戦略的に活用していきたいと考えており、本腰を入れて取り組みたい旨述べました。
    • (3)ラスムセン首相より、両国の成長に資するため、科学技術分野の協力を拡大したい、これまでライフサイエンスの分野で科学技術協力が進展してきたが、グリーン・クリーン・テクノロジー分野やロボット分野に協力を拡大する可能性について専門家に検討を指示することを提案したい、と述べました。それに対して、鳩山総理よりラスムセン首相の提案に同意する旨述べました。
    • (4)アフガニスタンに関しては、ラスムセン首相より日本のプレゼンスに謝意を表するとともに、デンマークのプレゼンスについての国内的な支持は盤石であるが、今後は軍事的な支援からキャパシティ・ビルディングに重点を移していくべきと考えており、日本と協力していきたい旨述べました。これに対し、総理よりゴール県のチャグチャランPRTで活動する我が国文民への協力に感謝するとともに、日本としてもキャパシティ・ビルディングを重視している旨述べました。
    • (5)その他、鳩山総理より、軍縮・不拡散、国連安保理改革、ソマリア沖の海賊対策といった国際社会が直面する課題に向け、協力して取り組んでいきたい旨述べました。それに対して、ラスムセン首相より賛意が表されました。
  2. 両首脳は、引き続き夕食会において、環境・気候変動問題等につき意見交換を行いました。
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