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アダダ・コンゴ共和国外務・仏語圏大臣の来日(概要と評価)

平成18年11月7日

1.概要

(1)アダダ・コンゴ共和国外務・仏語圏大臣が10月29日から11月2日まで外務省賓客として訪日(注)

(2)本邦滞在中の主要行事は以下のとおり。

滞在中の主要行事
日付 行事
10月29日(日曜日) 都内視察
10月30日(月曜日) 小田部アフリカ審議官(アフリカ問題総理個人代表)主催昼食会
住吉JETRO理事との会談
緒方JICA理事長との会談
日・コンゴ共和国外相会談、麻生大臣主催夕食会
10月31日(火曜日) 衛藤征志郎衆議院議員との会談
広島訪問(宮島)
11月1日(水曜日) 広島訪問(平和記念資料館)

(注)アダダ外務・仏語圏大臣は、1998年10月の第2回アフリカ開発会議(TICAD II)、2001年12月のTICAD閣僚レベル会合、及び2003年10月の第3回アフリカ開発会議(TICAD III)ために訪日しており、今回で4度目の訪日。

2.評価

(1)二国間関係の強化

 今回のアダダ外務・仏語圏大臣の訪日は、初めての二国間の文脈での訪日であり、住吉JETRO理事、緒方JICA理事長、麻生大臣及び衛藤征志郎衆議院議員(2004年日・アフリカ連合(AU)友好議連中部アフリカ訪問団団長)等との会談において幅広い意見交換を通じて、日・コンゴ共和国二国間関係が一層強化された。特に、アダダ外務・仏語圏大臣より我が国の二国間経済協力に対する強い期待が表明されたことに対し、麻生大臣より、コンゴ共和国の治安状況が改善されていることに鑑み、本格的な二国間経済協力再開に向けた措置を取る旨言明し、期待に応えた。今後、我が国からの協力が大きく進展していくことが見込まれる。

(2)アフリカ地域情勢に関する幅広い意見交換

 小田部アフリカ審議官主催の昼食会においては、10月29日に大統領選挙第二回投票が実施されたコンゴ民主共和国情勢、コートジボワール情勢及びダルフール問題について、2006年AU議長国としてのコンゴ共和国の見解・今後の見通しについて聴取し、有意義な意見交換が行われた。

(3)国際場裡の協力

 一連の会談で、日本側より、国連安保理改革実現のため、AUが拒否権に固執することなく合理的な対応をとる必要がある旨説明し、2006年AU議長国としてAU内での議論の収斂のためリーダーシップを発揮するよう求めた。これに対し、アダダ外務・仏語圏大臣より、安保理改革を巡る現在のAUの状況について説明があり、膠着状態から抜け出すためには暫く時間がかかるとの発言があった。また、先般の北朝鮮の核実験に関する決議等において、両国が緊密に連携している点を確認した。

(4)国際捕鯨委員会(IWC)

 日本側より、コンゴ共和国のIWCへの加盟を要請し、鯨を含む海洋生物の持続的利用に向けた協力を求め、先方は真剣な検討を約束した。

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