1.全般
(1)日時:
平成23年1月20日 10時00分~13時30分(ワーキング・ランチ含む)
(2)場所:
北京(中国外交部)
(3)出席者:
- (日本側)
- 外務省:別所外務審議官,垂アジア大洋州局中国・モンゴル課長他
防衛省:黒江防衛政策局次長,石川防衛政策局国際政策課長他
在中国日本大使館:横井特命全権公使他 - (中国側)
- 外交部:胡正躍部長助理他
国防部:賈曉寧国防部外事弁公室副主任(少将)他
(4)議題:
国際及び地域の安全保障情勢,中国の国家発展戦略・国防政策,日本の安全保障・防衛政策,日中防衛交流等
2.協議の概要
(1)国際及び地域の安全保障情勢
グローバルなレベルから地域レベルに至る様々な分野において,日中双方が関心のある事項や日中間の協力について,率直かつ有意義な意見交換を行った。
(2)中国の国家発展戦略及び国防政策
中国側から,中国は一貫して「平和的発展」の国家発展戦略と防御的国防政策を堅持している旨,並びに国際的取組として国際平和協力活動やソマリア沖における海賊対策等について説明があった。これに対し,日本側から中国の安全保障分野における国際的協力への積極的な関与を評価した一方で,周辺諸国の懸念を払拭し,信頼感を醸成させるためにも,中国の国防政策や軍事力近代化について更なる透明性の向上を求める旨述べた。また,日本側から空母建造や新型戦闘機の開発についても取り上げた。
(3)我が国の安全保障・防衛政策
日中双方の安全保障政策について,率直な議論を通じて相互理解を深めた。日本側から,主として昨年12月に我が国が策定した防衛計画の大綱等に基づき,我が国の防衛の基本方針,防衛力のあり方,防衛力整備等について説明した。
(4)日中防衛交流
日中防衛当局間の様々なレベルにおける交流が日中両国の相互理解や信頼強化に重要な役割を果たしているとの認識で一致。日本側から防衛大臣の訪中や防衛当局間協議,海上における不測事態防止のための防衛当局間の海上連絡メカニズムの早期創設に向けた協議について提起し,双方はそれぞれについて基本的に共通認識を得た。
