| (1) |
全般
| (イ) |
小泉総理から、スウェーデンは日本の旅行者にとって非常に人気があり、自分も20年前に訪れたことがある、また、日本の国会で福祉政策についての議論が行われる際、見習うべき例としてスウェーデンが常に取り上げられると述べた。これに対し、「パ」首相から、今回の首脳会談実現に対する謝意が表明されるとともに、二国間協力を更に促進したいと述べた。
|
| (ロ) |
小泉総理から、我が国とスウェーデンの間には良好な皇室・王室関係をはじめ特別な親近感があり、国王陛下は11回訪日されていると承知している、また、2000年の天皇皇后両陛下のスウェーデン御訪問の際の歓迎に感謝すると述べた。これに対し、「パ」首相から、国王陛下は日本がお好きで頻繁に訪問されている、自分にとっては訪日は初めてであるが、国王陛下が在位30年であるのに対し、自分は首相のポストについてまだ8年である旨述べたのに対し、総理から、日本から見ると8年は長期政権であると述べた。
|
| (ハ) |
「パ」首相から、昨年の総選挙での勝利に対し祝意を述べるとともに、小泉総理も二期目に入られたので、二期目の間に是非スウェーデンにお越し頂きたいと述べた。これに対し総理から、訪問したいと述べた。
|
|
| (2) |
対日投資促進
小泉総理から、今後5年間で対日直接投資を倍増したいと考えており、家具企業イケアの千葉県への進出など、スウェーデン企業の日本進出を歓迎したいと述べた。
これに対し、「パ」首相から、両国の投資は双方向で拡大しており、スウェーデンへの日本企業の投資も増加している、グローバル化が進む中で大変良い動きであると述べた。
|
| (3) |
愛・地球博
小泉総理から、愛・地球博への北欧5カ国共同参加に対する謝意を述べたのに対し、「パ」首相から、愛・地球博を楽しみにしていると述べた。
|
| (4) |
情報技術(IT)・経済
「パ」首相から、IT分野については両国の企業間協力が進んでいるが、この分野は日本のレベルが高く、情報セキュリティや電子政府(e-government)などの分野で協力を進めていきたいと述べた。これに対し小泉総理から、両国はこれまでに貿易経済協議を23回実施しているほか、昨年は官民合同のビジネス促進セミナーを開催した、また、ソニー・エリクソンや、製薬、自動車などの分野でも協力が行われており、更なる協力の促進に期待すると述べた。
|
| (5) |
福祉
小泉総理から、スウェーデンは福祉の先進国であり、国会で福祉に関する議論が行われるときは必ずスウェーデンと比較されると述べた。これに対し、「パ」首相から、ヨーロッパは全体に福祉政策を重視しているが、特にスウェーデンは、デンマーク、フィンランドと並ぶ高負担・高福祉政策を採っている、スウェーデンの福祉政策は素晴らしいとほめられることが多く、それはそのとおりであるが、高い福祉水準のためには高い負担も必要であり、必ずしも常に人気のある政策ではない、またスウェーデンでも90年代初頭は財政的に危機状況にあったが、その後抑制的政策を取っていると述べた。
|
| (6) |
ストックホルム-成田間のSAS直行便乗り入れ
「パ」首相から、スカンジナビア航空のストックホルム-成田間の直行便乗り入れについての関心が表明された。これに対し、小泉総理から、成田への新規乗り入れは困難であると承知しているが、当事者間で話をしていきたいと述べた。
|