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【第2回リビア・コンタクト・グループ会合】(5月5日、於:ローマ)
議長声明(骨子)
平成23年5月5日
(英語)
- 参加者は、コンタクト・グループがリビアの正当な対話者との交渉の中心としての役割を担い続け、各国間の政策の調整を行い、人道的支援及び紛争後の支援について議論を行う場となることを確認した。
- コンタクト・グループは、国際刑事裁判所検察官によるカダフィ政権による人道犯罪に関する最初の報告書を歓迎する。
- 我々はカダフィ政権が安保理決議1970及び1973を満たすまで、カダフィ政権に対する政治的、軍事的及び経済的圧力を強化する。コンタクト・グループ参加者は、できる限り早期にリビア国民の意思を反映した政治的変遷を可能とする状況を作り出す事に賛成する。
- このような進展は、カダフィ及び親族、そして右政権が正当性を完全に失ったことを裏付けている。リビア国民が自らの未来を決定できるように彼らは去らなくてはならない。
- ローマにおけるコンタクト・グループ会合への幅広い参加は、リビア国民に対する暴力と不当な圧力を終わらせ、安保理決議1970及び1973の効果的な実行を確保するために責務を果たし続けている主体が多様であることの象徴である。
- コンタクト・グループ参加者は、安保理決議1970及び1973の達成に不可欠であるNATO主体の「Unified Protector」作戦(OUP)が果たした役割を認めた。
- コンタクト・グループ参加者は、全ての暴力、攻撃及び市民に対する虐待が終わるまで、政権に対する圧力を強化する。カダフィ政権によって、暴力を呼びかけ、市民に対する軍事行動の調整を行うために利用されていた公共放送の放映を差し止めた衛星放送業者の決定を歓迎する。カダフィの部隊は、占領しているリビアの都市から撤退しなければならない。
- コンタクト・グループは、カダフィ政権に関連のある個人及び事業体の資産凍結を目的とした安保理決議1970の全世界における厳格な適用の必要性を強調した。
- コンタクト・グループは、リビア国内の和解と再建をもたらす包括的なリビア国民による対話を支援することを約束した。コンタクト・グループは、リビア暫定国民評議会の「リビアのためのロードマップ(Road Map for Libya)」を歓迎し、変遷過程における重要な貢献であると評価する。
- コンタクト・グループは、平和的で持続可能な政治的解決をもたらす対話と改革を促進するため、国連事務総長が任命した国連リビア特使の中心的な役割を重ねて主張する。コンタクト・グループは、国連リビア特使に対し、その任務遂行における彼らの支援を約し、同特使が政治的変遷への準備を促進するため、その取り組みを強化することを希望した。
- 国際刑事裁判所検察官の報告書及び第1回リビア・コンタクト・グループ会合以降に起こった出来事は、カダフィの存在は今次危機の解決策を脅かす可能性があるという参加者の確信を更に確固たるものとした。
- 更に多くの国が、ベンガジの暫定国民評議会との政治的関係を確立した。参加者は、暫定国民評議会がその包括制を増し、全ての政治的団体及びリビア市民社会層を取り込もうとしていることを評価する。
- コンタクト・グループは、安保理決議1970及び1973と整合性を取りつつリビア反体制派に物資支援を行うというドーハ会合の結論を実行に移すため、多くの参加者が取り組みを開始したことを歓迎する。
- コンタクト・グループ参加者は、暫定国民評議会は、リビア国民を代表する正当な対話者であり、よって各国において凍結されているリビア資産を人道的必要性に宛てるために解除することが可能となると考える。
- コンタクト・グループは、暫定国民評議会が、現在進行中の抗争に対処するため、至急短期間の資金援助を必要としていることに同意する。コンタクト・グループは、ドーハ会合の議長声明にて提案された暫定的資金メカニズムの早期設立を歓迎した。コンタクト・グループは、クウェートによる基金に対する1億8千万ドルのプレッジを歓迎し、他国も同様の行動に出ることを期待する。コンタクト・グループはまた、「リビア情報交換メカニズム(Libyan Information Exchange Mechanism (LIEM))」の設立決定を歓迎する。
- 国際社会は、リビア危機によって生じた人道的必要性に対処するため、既に特筆すべき貢献、態度表明及びプレッジを行っている(計2億4500万ドル)。
- コンタクト・グループは、人道状況全般に関する国連のブリーフィングを歓迎し、国際的努力を先導・調整する国連の役割に対する確固とした支援を表明した。情報共有及び必要性の評価を共同で行う事は、二国間及び多国間の人道オペレーションの計画を容易にする。
- コンタクト・グループは、リビアに未だ第三国の国民が多く残っていることから、リビア危機が隣国にもたらした厳しい結果を懸念する。
- コンタクト・グループは、国連地雷対策サービス部のベンガジ及びトブルク(Tobruk)における地雷撤去オペレーション開始のためのアピールを支援する。
- コンタクト・グループ参加者は、第3回コンタクト・グループ会合は、早期にアラブ首長国連邦にて開催される事に合意した。日程は追って決定される。