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【リビア・コンタクト・グループ会合】(4月13日,於:カタール)
議長声明(骨子)

平成23年4月13日

  1. 会合は,カタールのタミーム皇太子の主宰の下で開催された。
  2. 参加者は,ロンドン会議以来のリビア国民支持とその保護に関する前進を歓迎した。カダフィ及びその体制は,全ての正統性を失い,リビア国民が自らの将来を決定できるよう,権力の座を離れなければならない。

国連安保理決議1970及び1973の実施

  1. 国連安保理決議による体制から資金を剥奪する制限的措置は,カダフィに対する圧力となった。参加者は,NATOの軍事行動への指揮を歓迎した。参加者は,リビア情勢を利用する可能性がある過激派分子の脅威の可能性を注視する必要性に合意した。
  2. 参加者は,文民に対する暴力の即時停止と,カダフィ及びその体制が,リビアの都市から軍を撤退させるよう呼びかけた。

リビア人が自らの将来を選択することを可能にするための政治的プロセス

  1. 参加者は,リビアの主権,領土保全及び国としての一体性への約束を再確認した。参加者は,カダフィが引き続き権力にとどまることは,危機の解決を脅かすものであるとの点で一致した。リビア人が,自らの将来を決定できるよう,幅広い参加を得た政治的プロセスが必要である。
  2. リビア情勢に関する国連事務総長特使の努力を歓迎した。参加者は,特使に対し,リビア国民が,幅広い参加を得る代表性のある政治的プロセスを準備するのを支援するよう奨励した。アフリカ連合は,自らの努力について情報提供を行い,最近のアドホック高級委員会のリビア訪問について説明した。参加者は,4月14日にカイロで国連がアラブ連盟と協力して行う会議を歓迎した。

リビア国民への支援

  1. リビアにおける自らの政府を選ぶのはリビア国民である。現政権と比較して,暫定国民評議会は,リビア国民の希望を代表した正当な対話者である。同評議会がこれまで述べてきた希望,すなわち,対話,和解,自由で公平な選挙,市民社会,人権及び憲法・経済改革は,包摂的で代表的な政治的プロセスの重要な要素を表している。参加者は,これらの目標実現を支援する用意がある。
  2. コンタクト・グループの参加者は,国連安保理決議第1970号及び同第1973号に則った物資支援を含めた反体制派への支援,及び,国連,人道機関及び反体制派を含む,効果的な運搬が可能である機関への人道援助の供与を継続することに合意した。
  3. 参加者は,暫定的資金メカニズムが,暫定国民評議会及び国際社会にとって,リビアにおける短期的な資金要請及び構造上のニーズを支援するための収入管理の方途を与えることに合意した。よって,国際的なパートナーは,かかるメカニズムの設立を探求するため暫定国民評議会と早急に作業することに合意した。

人道支援及びリビア国民への長期的支援

  1. 参加者は,全ての関係者に対して,負傷者の退避も含めて緊急支援を提供する人道機関に対して安全かつ妨げられないアクセスを即時に与えることを要求した。
  2. 国連事務総長は,リビアの人道状況は引き続き深刻で,今後約360万人が人道支援を必要とすることになり得る旨報告した。参加者は,緊急人道支援の呼びかけ及び効果的な供与の必要性をあらためて表明し,調整にあたっての国連の先導的な役割を歓迎し,国連を支援すること及び必要な資源を確保することを約束した。参加者は,国連からの要請があれば人道支援物資の運搬を支援するとのNATO,EU,OIC等からのオファーを歓迎した。
  3. 参加者は,リビアの早期復興及び平和構築に向けた国際的な努力を先導する国連の役割を繰り返し表明した。参加者は,リビア国民支援の調整方法につき議論し,紛争直後の支援ニーズに関する国連主導の評価を早急に開始する必要性を認識した。同調査は,リビア国民のニーズを代表する合法的な対話者,二国間及びアラブ連盟やアフリカ連合を含む地域のパートナー並びに国際機関との連携を通じて行われることとなり,また,戦略的で,調整のとれた,一貫した国際アプローチを確保するのに役立つこととなる。
  4. 参加者は,本会合を主宰したカタールのタミーム皇太子に謝意を表明した。第2回会合はイタリアで開催されることが合意され,開催日は近く決定される。
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第1回リビア・コンタクト・グループ | 目次へ戻る