中南米

世界地図 アジア | 北米 | 中南米 | 欧州(NIS諸国を含む) | 大洋州 | 中東 | アフリカ

モラレス・ボリビア大統領の訪日(概要)

平成22年12月9日

(写真)ボリビア多民族国のモラレス大統領と握手する菅総理  (写真)ボリビア多民族国のモラレス大統領と握手する菅総理
(写真提供: 内閣広報室)

1.日程概要

  1. (1) モラレス・ボリビア多民族国大統領は,公式実務訪問賓客として,12月7日から8日の日程で訪日。アルセ経済財務大臣が同行。
  2. (2) 8日には天皇陛下御会見及び宮中午餐が行われた。
  3. (3) 8日夕刻より菅総理との日ボリビア首脳会談(日本側は大畠経済産業大臣,福山官房副長官,松本外務副大臣等が同席)が行われ,二国間関係,特に経済・経済協力関係について意見交換が行われた。会談後,両首脳は,日ボリビア共同声明(別添)(他のサイトヘ)に署名した。

2.首脳会談概要

  1. (1) 菅総理から,訪日を歓迎するとともに,ボリビアへの日本人移住が110年余りの歴史を有することに触れ,モラレス大統領から移住者を大切にして頂いていることに感謝した。引き続き,菅総理から,多くの資源を有するボリビアと我が国が共に資源を開発し,ボリビア自身が資源を活用できるよう,技術や人材 開発などで協力していきたい旨表明。
     モラレス大統領から,訪日招待に感謝するとともに,パチャママという母なる大地を意味する言葉があるボリビアは確かに豊富な天然資源を有している,植民地時代及び独立以来搾取されてきた歴史があるが,今後は資源に付加価値をつけて産業化させたい旨表明。
  2. (2) モラレス大統領から,日本は同大統領就任後最初に債権放棄をしてくれた国であり,その後円借款による地熱発電所案件に対する協力に謝意が示された。
     菅総理から,ラグナ・コロラダ地熱発電所建設計画について,まずは50MW分の建設を円借款により協力したい,更に,今後のリチウム資源開発の協力関係を考慮しながら残り50MW分を検討していきたい旨表明。
  3. (3) 菅総理から,リチウムに世界が関心を有しているが,日本も石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)から研究者の派遣及び人材や部品産業の育成にも協力していきたい旨表明するとともに,ボリビアが今年7月に地上デジタルテレビ放送の日本方式を採用してくれたことへの感謝,さらには,昨年大統領 も視察したサン・クリストバル鉱山はボリビアにおける我が国最大の投資案件であり,今後とも同社の円滑な運営のために引き続き大統領の御理解・御支援をお 願いしたい旨発言。
     これに対し,モラレス大統領から,リチウムを用いた産業化がボリビアの夢であること,あらためて,天然資源に付加価値をつけることがボリビア政府の方針であることに言及し,日本にはボリビアの夢に同伴して欲しい旨発言。なお,ボリビアではサン・クリストバル鉱山への日本企業の投資プレゼンスは保証される 旨表明。
このページのトップへ戻る
目次へ戻る