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在ウィーン国際機関日本政府代表部

2006年1月

 昨年12月、IAEAとエルバラダイ同事務局長がノーベル平和賞を受賞した時に、エルバラダイ事務局長と並んで、当代表部の天野之弥大使がIAEA理事会議長としてIAEAを代表してノーベル平和賞を受けたことを御存知でしたか?

 在ウィーン国際機関日本政府代表部は、ウィーンにある国連機関への日本政府の代表としての役割を担っています。中でも国際原子力機関(IAEA)は最も大きな組織で、加盟国数139ヶ国、2006年の通常予算は約274百万ユーロ(日本は約19%を分担)、職員数は2200人に上ります。これまで日本はIAEAの活動の基本的方針を決める理事会に積極的に参加してきましたが、昨年10月には当代表部の天野大使が理事会議長に指名され、現在、天野大使は35ヶ国の理事国を始めとする加盟国全体の取り纏め、IAEAの政策決定に重要な役割を果たしています。

 ご存じのように、イラン、北朝鮮の核問題、核の闇市場ネットワークなど、核の拡散が国際社会の深刻な問題として叫ばれる中、IAEAの役割は益々高まっています。このような折、被爆60周年に当たる2005年に、核の拡散防止と原子力の平和的利用の促進を任務とするIAEAがノーベル平和賞を受賞し、その代表として日本の大使が授与式に参加したことは、非常に意義深いことと言えるのではないでしょうか。世界で唯一の被爆国として、核の惨禍が二度と繰り返されることのないよう、当代表部はこれからも精力的に活動してまいりますので、在ウィーン国際機関日本政府代表部の活動にご注目頂きたいと思います。

ノーベル平和賞を受領したエルバラダイIAEA事務局長と天野大使(IAEA理事会議長)
ノーベル平和賞を受領したエルバラダイIAEA事務局長と天野大使(IAEA理事会議長)
Photo:IAEA/Dean Calma
『Nobel Peace book』に署名する天野大使
Nobel Peace book』に署名する天野大使
Photo:IAEA/Dean Calma
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