2007年4月
トルコでは、独立行政法人国際協力機構(JICA)が2006年まで工業高校の自動制御の学科設立のため技術協力を実施してきました。この協力関係から、2月23、24日、首都アンカラで、JICAトルコ事務所とトルコ国民教育省共催の第一回学生ロボットコンテスト大会が開催されました。
コンテストは、「スモウ」、「ライン・トレース」、「フリースタイル」の3部門に分かれ、トルコ全国から200校近い学校が参加し、会場は熱気に満ちあふれていました。各チームが若さと情熱をぶつけて臨んでおり、創作力に富んだ作品が目白押しでした。優勝は、スーパーマーケット等の商品管理機器を発表したイズミル・セイト・シャンル・アナドル技術・産業職業訓練高校チームが射止めました。優勝チームには、大会協賛の本田技研工業株式会社から日本への視察旅行が贈呈されました。学生達にとって、日本の先端技術を直接体験する素晴らしい機会になることでしょう。今回の大会は、将来のトルコを担っていく若者達が、ロボットの設計・製作を通じて、知識や技術の向上を図る絶好の機会となりました。ロボットコンテストは、来年以降も継続して開催される予定です。
会場には、JICAシニア・ボランティアの門下生であるアンカラ女子工芸学校の生徒達が作成したパッケージデザインも展示されました。日本大使館も広報ブースを設け、日本の伝統技術を駆使した弓を曳くからくり人形を展示しました。日本の「伝統と先端技術の調和」に対する感嘆の声が上がっていました。更に本田技研工業株式会社のASIMOも紹介され、日本の先端技術や文化を楽しめる1日となりました。
コンテスト参加作品を見学する阿部大使及びブルンジュ・トルコ国民教育省事務次官
アンカラ女子工芸学校の生徒達の展示作品