在外公館

在外公館ニュース

在ストラスブール総領事館

2006年12月

 ストラスブールには、民主主義と人権、法の支配を欧州内に広めることを目的として1949年に設立され、現在欧州46カ国が加盟する欧州評議会が存在します。我が国がこの欧州評議会のオブザーバー国となってから今年で10周年を迎えました。在ストラスブール総領事館では、この欧州評議会の議員会議開催中の10月の第1週に「文化遺産の保存と異文化間対話-日本のイニシアティブ」と題するパネル展を開催し、来訪中の我が国の国会議員団の参加も得て、3日にはその開会式を行いました。

 このパネル展では、我が国がユネスコに設立した文化遺産保存日本信託基金を通じてこれまで協力した25カ国のうち、カンボジアのアンコールワット遺跡やイラク国立博物館、エジプトのアメンヘテプ3世王墓壁画等、9カ国での文化遺産保存修復作業等をパネルにして展示しました。

 宗教・文化・歴史を異にする各国がお互いの文化的背景を理解し、尊重しあうことの重要性は近年益々高まっていると思われます。各国の文化遺産はその国のアイデンティティの結晶であるとともに、異民族・国家間の相互理解の促進や文化の尊重に大いに役立つものです。欧州評議会の問題意識とも合致したこの展示会を通じ、参加した各国の議員、大使、評議会関係者より世界の文化遺産保存修復に日本が真剣に取り組んでいることに認識を新たにしたとの声を異口同音に聴けたことは大きな成果でした。

展示パネルの前でのデービス欧州評議会事務総長の挨拶
展示パネルの前でのデービス
欧州評議会事務総長の挨拶
展示会開会式に集まった人々、館員夫人も和服姿で参加
展示会開会式に集まった人々、
館員夫人も和服姿で参加
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