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在サンパウロ総領事館

平成19年9月

 サンパウロ州には約100万人の日系人からなる世界最大の日系社会が存在し、様々な文化団体がバラエティに富んだ日本文化事業を頻繁に開催しています。

 その中でも最大のイベントが、今回で10回目を迎えた「フェスティバル・ド・ジャパン(日本祭り)」で、今年は7月20日午後から22日までの2日半、サンパウロ市内の農務局展示場で開催されました。サンパウロには日本の全都道府県人会が存在しますが、日本祭りはこれらをまとめるブラジル日本都道府県人会連合会が主催し、各地の郷土料理の販売が人気を集めています。そのほか、約4万平方メートルの広大な会場には各日本企業や文化団体がブースを出展し、生け花の展示、茶道のデモンストレーションから日本人移住地で生産された農作物の展示即売等々、そして野外に設置された舞台では和太鼓や日本人歌手の公演まで実施され、あらゆる世代の訪問客を楽しませていました。

 在サンパウロ総領事館も昨年に引き続き参加し、今年は国際交流基金と合同スペースにおいて、着物・日本人形の展示や、浴衣の着付けサービス、お琴のデモンストレーションなどを実施しました。今年のお祭りのテーマは「美」でしたので、移民史料館から振り袖と花嫁衣装の打ち掛けを借りて展示をしたところ、サンパウロでもなかなか見ることの出来ない美しい着物に訪れた人たちからは感嘆の声が聞かれました。また、浴衣の着付けサービスを行ったところ非常に好評で、順番待ちの長い列が出来たほどでした。

 今年の日本祭りへの来場者はこれまでで最高の約16万人を記録しましたが、わずか2日半の間でこれだけの人が集まる「日本祭り」は世界広しといえどもサンパウロだけではないでしょうか。来年は日伯交流年・日本人ブラジル移住百周年という両国にとって記念すべき年です。次回の日本祭りは更に多くの人を迎え、盛り上がることとなるでしょう。

  • (写真)大人気だった浴衣の着付け

    大人気だった浴衣の着付け

  • (写真)移民史料館よりお借りした着物の展示

    移民史料館よりお借りした着物の展示

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