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在ロシア大使館

平成19年11月

 ロシアでは、近年日本に対する関心が急速に高まっていますが、その背景には、日本文化だけではなく、日本の工業製品や、ライフスタイルに対する好イメージと言った、日本そのもののブランドイメージが高く評価されていることが背景にあります。 そこで、在ロシア日本国大使館では、例年、秋に実施している日本文化紹介事業「日本の秋」を、民間企業主催の商品発表会や展示会等のイベントを含める形でリニューアルしました。新しい「日本の秋」では、日本について総合的に知ることができるよう様々なイベントが網羅されています。

 新しくなった「日本の秋」は、10月1日(月曜日)に、ロシア連邦文化映画庁シュヴィトコイ長官の列席のもと、齋藤大使が出席してひとみ座「乙女文楽」のモスクワ公演で開幕しました。「乙女文楽」は、太夫、三味線、人形遣い、すべてを女性が演じ、人形を1人で遣う文楽です。今回の公演は、モスクワではじめて文楽が紹介される機会となりました。会場には多くのロシア人観客が詰めかけ、人形の精巧な動きと義太夫節、三味線が織りなす、文楽ならではの表現世界に熱心に見入っていました。

「乙女文楽」ひとみ座 モスクワ公演の模様

「乙女文楽」ひとみ座 モスクワ公演の模様

 また、10月5日(金曜日)には、やはり「日本の秋」の一環として、世界各国で「握り寿司」の普及につとめている「寿司大使」こと、風戸正義さん、吉田健作さんのお二人をお招きして、握り寿司レクチャー・デモンストレーションを開催しました。モスクワには300軒とも400軒とも言われるほど多数の日本食レストランがあり、中でも一番人気が「スシ」ですが、寿司の歴史や、冷蔵庫のなかった時代に生ものを安全に食べる工夫として生まれた寿司が、如何に衛生に配慮しているか、と言った文化的な背景はモスクワっ子の間ではほとんど知られていません。レクチャーでは寿司の基本から説き起こし、早握り競争や包丁の切れ味を試すパフォーマンスを行って、ロシア人の観客を魅了しました。

握り寿司レクチャー・デモンストレーションの模様

握り寿司レクチャー・デモンストレーションの模様

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