「いつでもどこでも大使館(総領事館)」
(在留邦人向けメールマガジン配信サービス)![]()
2006年5月
在カタール大使館では、平成18年3月5,6日に邦楽公演を行いました。
今回、日本からお迎えしたのは、「花てまり」という姉妹演奏家です。花てまりは、琴とフルートによる邦楽と西洋音楽の調和を試みており、本公演でも、その特色を存分に発揮しました。
5日は、堀江大使挨拶の後、前半演目として、伝統的な邦楽である「春の海」「黒髪」「壱越(いちこつ)」「宵待草」を演奏しました。どの曲でも邦楽独特の雅な旋律が披露されましたが、曲によっては三味線、伝統的な歌唱法である「地唄(じうた)」も織り交ぜられ、変化に富んだ内容でした。また、1曲毎に花てまりが英語で簡潔な解説をすることで、ふだん邦楽に馴染みのない観客の理解も深まりました。前半終了後、大使による本公演の意義(東洋と西洋の音楽の融合)についての説明の後、後半演目が始まりました。花てまりオリジナル「竹取物語」をはじめ、カタールの空をイメージした「Sky Poem」、ハンガリー民族音楽「チャルダーシュ」、オリジナル「みのり」など多彩な曲目が披露されました。会場を埋め尽くした390名の観客は、時には繊細に、時にはダイナミックに起伏する旋律に魅了され、特に、サプライズとして用意されたカタール国歌演奏時には、割れんばかりの拍手が送られました。公演終了後も、アンコールの求めに応じ、数曲が披露されました。
翌6日は、様々な大学が集まる「教育都市」でのワークショップとなりました。観客の大半が学生という、気さくな雰囲気のもとで演奏が披露され、こちらも大好評を博しました。公演後のレセプションでは、花てまりのメンバーらが学生の輪に加わり、日本とカタール両国の音楽や文化について積極的に意見を交わす光景も見られました。
両日の公演は各種メディアで大きく報道されました。大使館にも数々の反響が寄せられ、中には「日本文化についてもっと学びたい」といった嬉しいコメントもありました。

