平成20年5月
在ペナン総領事館は、3月8日、9日の両日マレー半島東海岸のクランタン州コタ・バル、トレンガヌ州クアラ・トレンガヌとドゥングン所在の国立大学3校において、「ジャパン・フェスティバル」を開催しました。この2州は当館の管轄地でありながら、それぞれの州都はペナンから直線距離にして400~500キロメートルの場所に位置し、車での移動には往復2日を要するところです。今回の「ジャパン・フェスティバル」は、会場を提供したクランタン・マレーシア大学、マラ技術大学、トレンガヌ・マレーシア大学と半年かけて調整を重ね、ようやく実現したものです。
「ジャパン・フェスティバル」には、ペナンから草月流生花教授、和服の着付け教授と折り紙講師がボランティアで参加、各大学において、生花のデモンストレーションとワークショップ、希望者への浴衣着付け、折り紙講習を行いました。どのコーナーにも学生や先生達、学外から来場したマレーシアの人々が大勢集まり、マレーシアの花で生花を生けたり、当館が用意した浴衣を着て記念撮影をしたり、折り紙を習ったりすることで、日本の文化を実際に体験しました。
また会場には、日本の伝統玩具と和食サンプルを展示し、日本の風景、観光ポスターや大漁旗も掲示しましたので、来場者は様々な側面から日本を身近に感じることができたようでした。凧、お手玉、独楽など、日本とマレーシアに共通の遊具を発見した人々は、両国が共にアジアの文化圏にあることを再認識したと思います。にぎり寿司、天ぷら、ざる蕎麦、松花堂弁当の和食サンプルには来場者の関心が集まり、本物そっくりなサンプルの出来映えに触ってみる人々が続出しました。
今回の事業は、3カ所で約1000名の参加を得ました。当館は、今後もこのようなマレーシアの大学生や一般市民が、日本を実体験できる文化事業を継続実施していく予定です。
マラ技術大学における生け花ワークショップ
クランタン・マレーシア大学での折り紙講習と浴衣着付け