平成19年11月
「トロンハイムの運河を行けば家々の窓より人ら笑みて手を振る」
天皇陛下が御訪問の思い出を詠まれたトロンハイム市は、当国中部に位置する第三の都市で、人口約16万人。古くはノルウェーの首都、また宗教の中心地としての顔を持ち、現在は学術・研究の街として知られます。両陛下が2005年に同市を御訪問された他、2002年には集中的に日本紹介行事「Japan 2002」が開催されており、我が国との関係が深い街であると言えます。
さて、本年9月、同市では我が国関連の行事が多数開催されました。
13日、山口大使はノルウェー科学技術大学(NTNU)において我が国の外交問題に関する講演を行いました。NTNUでは1998年よりジャパン・プログラムを開講し、日本の政治・社会事情に関する講義を行っています。今回の講演は、同プログラムの学生及び政治学を専攻する学生約80名を対象に実施しました。講演終了後には多くの学生が、近時の日本・アジア事情等につき質問を行うなど、非常に熱のこもった講演会となりました。
13日-15日には、独立行政法人日本学生支援機構が、市内のEAIE(欧州国際教育協議会)年次総会展示会場に日本留学に係わるブースを設置し、日本への留学に関する情報提供を行いました。
また学生団体「日本・ノルウェー学生フォーラム」は、12日、NTNUにおいて教育問題に関わるシンポジウムを開催し、当国の学生と活発な意見交換を行った他、同大学構内に日本紹介ブース「五感で伝える日本の和」を設け、雑誌(漫画、ファッション、音楽雑誌等)、香道、日本食等を通じて、日本文化の紹介を行いました。アイディアに富んだ各ブースには多くの学生が足を止めていました。
その他、同市で6月~9月にかけて開催された芸術展に、我が国を代表する芸術家が参加し、市民の目を楽しませました。
今後、これら事業を通じて、同市と我が国との関係が一層緊密さを増していくことを望みます。
山口大使講演会
日本ノルウェー学生フォーラムによる日本紹介イベント