平成20年3月
2008年は日本がオランダと外交関係を開設してから150周年、2009年は徳川家康がオランダ東インド会社に対し御朱印状という形で常設の商館を設置する許可を与えてから400周年という記念の年にあたります。
日本とオランダの交流は、デ・リーフデ(博愛)号が1600年に現在の大分県臼杵湾に辿り着いたことに始まりますが、本格的に日蘭の通商が始まったのは、1609年に徳川家康から御朱印状を交付されたオランダが平戸に商館を開設してからです。この御朱印状をオランダに持ち帰った使節の一人、ニコラス・パウクが後に市長になったというゆかりがあるロッテルダム市の市庁舎において、昨年12月6日、2008年及び2009年の周年事業のキックオフ・セレモニーを盛大に行いました。
当日、式典会場は、200名を越す参加者でにぎわいました。ロッテルダム日本人学校の生徒7人による元気な和太鼓の演奏で式典開始、続いて主催者であるオプステルテン市長及び渋谷大使によるスピーチが行われました。
そして最後に、当日一日だけという条件でハーグにある国立公文書館から貸し出された御朱印状の公開を行いました。これは徳川家康から交付された4通の御朱印状の中で唯一現存しているものです。国立公文書館の学芸員の方等3名が手袋をはめて展示作業を行う様子から、この日本とオランダをつなぐ歴史の証しが、オランダの人達の手により今なお大切に保管されていることが分かり、印象的でした。
今回の式典を皮切りに2008年・2009年にはオランダと日本で様々な記念行事が開催されます。オランダで開催されるイベントの詳細は、オランダ経済省作成のホームページでご確認下さい。
(オランダ経済省ホームページ:http://www.400jaarhandel.nl
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