平成19年9月
ロシア極東の夏-皆さんはどのような気候を想像されますか?
ハバロフスク市は兵庫県明石市の真北に位置し、真冬には零下30度を超える典型的な大陸性気候。一方で、6月後半から8月中旬にかけては30度を超える真夏日が続きます。これだけ暑くなると、寒さには慣れっこのロシア人は食欲を落としがち。栄養バランスの良いさっぱりとした日本料理は魅力的でしょう。
7月中旬、当館はハバロフスクの姉妹都市である新潟より日本料理の中野真道先生を招き、一般市民向けの日本料理講習会を行いました。
いまや世界的となった日本食ブームですが、ここハバロフスクでもその人気は不動です。主要なスーパーには必ず日本食コーナーが設けられており、醤油だけでも数種類が並ぶほか、みりん、味噌、蕎麦やうどんまで売られています。しかし、敷居の高い日本料理のイメージも手伝って、まだまだ一般家庭には正しい調理法が普及していないと言えます。
今回の講習会は初めての試みということもあり、出汁の引き方や御飯の炊き方といった基本をしっかりと押さえつつ、ハバロフスクで手に入る食材を用いて作れる日本料理を紹介しました。メニューは親子丼、豚汁、タラバガニの茶碗蒸し、和風ステーキ、鶏照り焼き丼。参加者は皆、熱心にメモをとりつつ、日本ならではの調理法や味付け、先生の鮮やかな包丁さばきや盛りつけの工夫ぶりに感嘆していました。先生には地元のテレビ局にも出演していただき、大勢の視聴者に向けて日本料理を紹介することができました
この夏はハバロフスクの皆さんに親子丼や茶碗蒸しで元気を養ってほしいと思います。
朝の情報番組に出演
(親子丼と味噌汁を紹介)
講習会の様子