2006年1月
昨年は日本・エチオピア外交関係修復50周年の記念すべき年でした。一年を通じて色々な行事が行われましたが、特に11月には、青ナイル橋の着工式、和太鼓公演、50周年記念レセプション、大統領府内日本庭園の開園式が行われ、日本・エチオピア関係が深まった一年でした。
日本大使公邸で行われた50周年記念レセプションには、タケダ外務担当国務大臣他政府高官に加え、1931年に訪日した外務大臣のひ孫の方も出席されました。また、昨年7月に外務省と日本ユニセフ協会が共催したアフリカ絵画展で特別賞を受賞した児童への授賞式も行われました。泉大使から賞状を受け取った少年は約300キロ遠方からバスで来ましたが、背広姿にはにかんだ笑顔が印象的でした。更に日本・エチオピア協会親善訪問団メンバーによる日本舞踊と琴演奏も行われ、華やいだ雰囲気に包まれました。
和太鼓公演は、11月25日及び26日に当地の国立劇場で行われました。力強い和太鼓に篠笛と尺八を加え7曲が演奏された後、エチオピア伝統舞踊とのコラボレーションが披露されると、場内は一段と盛り上がり、大きな喝采があがりました。
また、ハイレ・セラシエ皇帝が1956年の訪日後に宮殿内(現大統領府)に建設した日本庭園の改修工事が完成しました。同日本庭園は1960年に天皇皇后両陛下も御訪問されたことのある庭園です。日本の茶室が新設されたほか、老朽化した旧茶室はエチオピアの伝統文化であるコーヒー・セレモニーを披露できる施設に生まれ変わりました。11月28日には、ギルマ大統領主催による開園式が行われ、日本・エチオピア双方代表者による桜と松の記念植樹や茶道及びコーヒー・セレモニーも行われました。
一連の外交関係50周年修復記念行事の開催を通じ、両国の人々の交流が活発化したことは誠に喜ばしいことです。これを機に深まったエチオピアとの友好関係を今年は更に発展させていきたいと思います。

