平成20年1月
昨年は、就任2年目を迎えたアリアス政権も腰を据え、大統領自らが積極的に外交問題に取り組んだ、アリアス色の強い1年となりました。まず6月には、60年間の台湾との外交関係を絶ち、中国と外交関係を樹立することを発表しました。また、10月には、署名国の中で唯一批准が遅れていた「米・中米・ドミニカ共和国自由貿易協定(RD-CAFTA)」の是非を問う国民投票を実施し、悲願の承認を得ました。同じ10月には、コスタリカが重要外交課題に据えて取り組んできた安保理非常任理事国選挙にて勝利し、見事本年からの非常任理事国の席を射止めました。
そのような中、当館でも1年を通じ、両国の関係強化に向けて、経済・技術協力の精力的な推進、数々の講演会、文化交流事業等を実施してきましたが、その中でもここでは、この11月に実施された「第5回日本週間」について紹介したいと思います。
まずコスタリカの女性弦楽四重奏団「ALMA」の「さくらさくら」演奏によるオープニングコンサートにより日本週間の幕が上がり、週末はショッピングモールでの「日本祭」に家族連れを中心とした多くの人が訪れました。ここでは、コスタリカ人による生け花・盆栽の展示会、折り紙や囲碁のワークショップ、武道のデモンストレーション、そして日本人学校の生徒の皆さんによる和太鼓の演奏、よさこい鳴子踊りやJICAの青年海外協力隊のコーラスが披露されました。
また、岡山県から来訪した11名の武道専門家によるデモンストレーション及びワークショップが開催され、コスタリカの武道家たちが、またとない機会を逃すまいと熱心に指導を仰ぐ様子が見られたほか、日本現代版画展や日本語の弁論大会、そして全3回に渡る経済・経協セミナーも実施されました。コスタリカにおける「日本」の存在感が高まり、両国の友情が一歩深まったと感じられる1週間でした。
古武道竹ノ内流ワークショップ
日本語弁論大会の様子