平成20年2月
釜山は、韓国で最も日本に近い海の玄関口です。2006年の訪日韓国人数は約211万名でしたが、そのうち、釜山を通じて訪日した人の数は、空路約28.9万人、海路約41.4万人に上るとされています。
当館の管轄する嶺南地域(釜山広域市、蔚山広域市、大邱広域市、慶尚北・南道)では、人の往来のみならず、日本の各地方自治体との間においても、幅広い分野で活発な交流が行われています。
2007年2月、福岡市と釜山広域市との間に新たに姉妹都市関係が締結され、釜山広域市にとっては、下関市に次いで日本で2カ所目の姉妹都市となりました。また、日韓の姉妹都市提携第1号である山口県萩市と蔚山広域市は、2008年に姉妹都市提携40周年を迎えます。これらを含め、嶺南地域にある38の地方自治体が、日本の地方自治体との姉妹提携関係を結んでいます(CLAIR作成資料より)。
民間レベルでは、福岡・釜山両地域の協力関係について産学各界のリーダーが議論する「福岡・釜山フォーラム」が、2006年9月に釜山で発足しました。2007年9月の第2回会合では、大学間コンソーシアムの構築や2009年を「福岡・釜山友情年」と定めること等を内容とする「福岡宣言」が採択され、同フォーラムの今後の活発な活動が期待されます。
また、当館のある釜山は、江戸時代に日本と朝鮮半島をつなぐ架け橋となった「朝鮮通信使」が、日本に向けて出発した場所でもあります。2007年は、最初の朝鮮通信使が釜山を出発してから、400周年の記念すべき年でした。釜山は勿論のこと、日韓両国の各地で関連の行事が盛大に行われ、友好が芽生えました。
当館では、このような地域間、民間レベルでの交流を積極的に支援していくとともに、日韓両国の友情と相互理解を更に深めるため努力していきたいと考えております。
釜山における朝鮮通信使400周年行事
福岡市-釜山広域姉妹都市宣言式