平成20年3月
日本の「ポップカルチャー」ブームは、テレビゲームやインターネットなどを通じてアルジェリアにまで広がり、日本文化に関心を持つ人が増えてきています。
そうした日本人気の高まりを背景に、在アルジェリア大使館では、2007年11月、2006年に続き第2回目となる「アルジェ日本文化週間」を実施しました。今回は、前回よりも規模を拡大し、7つの文化行事を集中的に行いました。
まず、11月10日~15日、山田洋次映画監督をお招きし、同監督の講演会と時代劇三部作『たそがれ清兵衛』『隠し剣 鬼の爪』『武士の一分』を上映する日本映画祭を行いました。日本の著名な監督の来訪に映画館は満席となり、映画に描かれた家族を重視する心や、義を重んじる心は、時代と国境を超えてアルジェリアの方にも強く訴えた様子で、とても共感できたという感想が相次ぎました。
続いて11月18日、日本料理人の小山裕久氏をお招きし、「日本料理はなぜ世界で高い人気を得ているのか」をテーマとする講演を行っていただきました。さらに、講演会場となったホテルでは、18日から約2週間にわたって日本料理のレストランが開店し、お寿司、天麩羅、牛蒸ししゃぶなどのコースがふるまわれました。また、このレストランへ向かう通路には、戦後日本の発展を子どもの姿を通じて辿る一連の写真を展示しました。
邦楽レクチャー・デモンストレーション
最後に、11月27日、28日、12月1日には箏と唄による邦楽のレクチャー・デモンストレーションを、11月28日、29日、12月1日にはいけ花のデモンストレーションを行いました。邦楽デモンストレーションでは、邦楽を聴くのは初めてという多くの方に箏の音や日本の唄を紹介することができました。いけ花デモンストレーションは2006年に続き2回目の実施となりましたが、アルジェリアで見つけた身近な花を使いながらの美しいいけ花に、会場からは大きな拍手が上がりました。
約20日間の「第2回アルジェリア日本文化週間」には、合計800名以上の方の参加を頂きました。この文化週間が、更に日本人気を高めるきっかけとなればと思っています。
いけ花アトリエ