平成18年6月30日
東ティモールを訪問中の遠山外務大臣政務官は、19日、グスマン大統領及びアルカティリ首相(当時)等とそれぞれ会談するとともに、現地事情視察を行ったところ、概要以下のとおり。
(1)遠山政務官より、非常に苦しい状況にある東ティモールに対する我が国のコミットメントを伝えるために急遽訪問した、我が国は、最大限の協力・支援の用意がある、東ティモールのオーナーシップを重視しつつ国連の役割の然るべき強化が必要である、グスマン大統領の強力なリーダーシップを支持している旨伝えた。
(2)グスマン大統領は、安保理における日本の東ティモールに関する議論の主導と、東ティモールの経済発展に向けた支援に感謝する、引き続き日本からの支援を求める旨述べた。

グスマン大統領との会談の模様
(1)遠山政務官より、東ティモールの情勢悪化を憂慮し、この危機を乗り越えるための東ティモールの努力を最大限支援する、13日の国連緊急援助アピールに対し、日本は全援助額の3分の1にあたる500万ドルの支援を他国に先駆け発表した旨述べた。
(2)アルカティリ首相(当時)は、日本の支援に感謝、情勢改善のため警察機能の強化が必要、法と秩序を回復した上で、その後、政治的な話をすべき旨述べた。

アルカティリ首相(当時)と
(1)遠山政務官より、東ティモールの安定的な独立に向け、国連の役割を一時強化する必要があるが、半永久的に国家運営を国連等に頼り続けてはならない旨述べた。
(2)ホルタ外相は、上記考えに賛同を示すとともに、日本の安保理常任理事国入りを支持している旨表明した。

ホルタ外相と
遠山政務官は、上記1.〜3.の会談の合間を縫って、現地の国連関係者と意見交換を行った他、ディリ市内(破壊されたマーケット現場、国内避難民キャンプ等)を視察した。
現地国連関係者との意見交換
国内避難民キャンプ訪問

破壊されたマーケットの跡