徳永久志外務大臣政務官は,5月3日(火曜日)から9日(月曜日)にかけて,アルメニア,アゼルバイジャン及びエジプトに出張しました。概要は以下のとおりです。
1.アルメニア,アゼルバイジャン

サルグシャン・アルメニア大統領表敬
アルメニアでの東日本大震災のための
チャリティ・イベント

シャリホフ・アゼルバイジャン副首相との会談
メメディヤロフ・アゼルバイジャン外相との会談
(1)徳永政務官は,以下の会談を行いました。
- アルメニア(4日)
サルグシャン大統領への表敬,ナルバンジャン外相との会談 - アゼルバイジャン(6日)
シャリホフ副首相との会談,メメディヤロフ外相との会談
(2)それぞれの会談では,徳永政務官より,東日本大震災に際する先方からのお見舞いメッセージ,支援の申出や義援金の提供に対する謝意を表明し,日本国民は国際社会の力も借りつつ,心を一つにして復興を進めていく決意であることを説明しました。その際,アルメニアではナルバンジャン外相に対し,また,アゼルバイジャンではメメディヤロフ外相に対し,松本外務大臣からの謝意書簡を手交しました。先方からは,改めて日本国民への弔意の表明と震災に際して日本国民が示した勇気と冷静さに対する賞賛が述べられました。
(3)アルメニア及びアゼルバイジャン側よりは,これまでの日本の経済協力への謝意が表明され,日本の経済協力が地域全体の安定に役立っているとの評価が述べられました。両国の貿易経済関係の強化,地域情勢及び国際場裡における協力についても意見交換が行われました。
(4)アルメニアでは,徳永政務官は4日夜に開催された東日本大震災の犠牲者に捧げるチャリティ・イベントに出席しました。イベントでは,アルメニア正教会最高総主教ガレギン2世によるミサと合唱団による慰霊コンサートが行われ,サルグシャン大統領,サルグシャン首相及びナルバンジャン外相の他,外交団や一般市民等,約1,000名が参加しました。
2.エジプト

ムーサ・アラブ連盟事務総長との会談
エジプト外務省次官等との会談
(1)徳永政務官は,以下の会談を行いました。
- ムーサ・アラブ連盟事務総長との会談(7日)
- 現地日本企業関係者との懇談(7日)
- 政党党首・市民運動代表との会談(8日)
- ヘガーズィ外務省東アジア担当次官,ムスタファ外務省議会担当次官他との協議(8日)
(2)ヘガーズィ外務省東アジア担当次官,ムスタファ外務省議会担当次官他との協議においては,徳永政務官より,東日本大震災に際する先方からのお見舞いのメッセージや支援の申し出に対する謝意を表明し,日本国民は国際社会の力も借りつつ力強く復興を進める決意であることを表明しました。また,1月25日に始まったエジプトの歴史的変革を実現させた同国国民の力と勇気に敬意を表し,民主主義と経済発展に向けた同国の熱意に共感しつつ,同国の民主化の成功が中東地域の平和と安定にとっても重要であることを強調し,最大限支援していくことを表明しました。さらにまた,原発事故後の日本製品に対する風評被害の防止への協力を要請しました。先方よりは,変革期のエジプトに対して日本よりの継続的支援の要請がなされました。両国の経済関係強化,国連等の国際場裡での協力についても意見交換が行われました。
(3)ムーサ・アラブ連盟事務総長との会談では,両者の間で,日・アラブ関係の確実な進展への評価と今後の発展への期待が示されました。また,エジプトの政治的変化,民主主義と経済改革の重要性についても意見交換が行われました。
(4)政党党首・市民運動代表との会談では,7つの団体の代表者と一堂に会し,民主主義と経済発展について話し合われました。また,複数の参加者より,第二次大戦後の日本の経験に学び,今後のエジプトの政治・経済改革に役立てたいとの熱意が示されました。
(5)日本企業関係者との懇談では,エジプトの最新の政治・経済情勢,エジプトにおける日本企業の活動状況について意見交換が行われました。
