外務本省

イラク行政官研修参加者の柴山外務大臣政務官表敬(概要)

平成21年3月5日

(写真) (写真)

 5日、イラク行政官研修に参加のイラク大統領府・首相府職員10名が、柴山外務大臣政務官を表敬したところ、概要以下のとおりです。

  1. (冒頭柴山政務官より、イラクの将来を担う行政官の訪日及び研修参加に感謝するとして、今回の感想を聞いたところ、一行を代表してオバイディー大統領府財務局長より以下のとおり発言があった。)

    (1)今回の訪日は2週間に亘り、日本の経済・社会の様々な観点に関する講義を受けることが出来、大変有益であった。研修に参加させて頂き、深く感謝申し上げる。広島への訪問においては原子爆弾の悲惨さと、その後の復興の素晴らしさを直接見ることが出来た。また、トヨタ自動車工場への訪問にも感銘を受けた。

    (2)イラクは、日本の技術、戦後復興の経験等、日本から学ぶべきものが多く、二国間関係の強化は極めて重要。イラクの復興と治安の改善に果たしてこられた日本の高い役割に感謝するが、今後とも更に大きな役割を果たして頂きたい。

  2. (これに対し柴山政務官より、以下のとおり述べた。)

    (1)我が国は、これまでイラクに対し、マドリッド会合での50億ドルのプレッジの着実な実施、約60億ドルの債務救済、自衛隊による人的貢献、本邦でのセミナーの開催を含む国民融和促進、人材育成等を通じ、一貫してイラク復興への貢献を行ってきた。今回の研修も貴国への支援の一貫として実施したものである。

    (2)航空自衛隊は、イラクでの空輸任務を昨年末で終了したが、我が国としては今後ともイラクの国造りを積極的に支援していくとの決意に変化はない。我が国は引き続き、1)円借款事業の着実な実施、2)技術協力(キャパシティ・ビルディング)、3)経済・ビジネス関係の強化などにより支援を継続する考えである。

    (3)2年前アンマンで開催された日本アラブ・リーダーシップ会議(各国国会議員による政治対話の会議)に出席した折、イラク人の方にもお会いしたが、彼らは厳しい治安情勢にも拘わらず、未来への希望を確信していたことが印象的であった。

    (4)治安の改善とともに、政治と行政がしっかりしていくことが重要になるので、皆様の役割に期待したい。

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