7月3日(火曜日)から10日(火曜日)まで、松島みどり外務大臣政務官はスロベニア、クロアチア及びモナコを訪問したところ、概要と評価は以下のとおり。
| 日付 | 内容 |
|---|---|
| 7月4日(水曜日) | 日・スロベニア外交関係15周年記念レセプション出席 ルーペル・スロベニア外務大臣表敬 リュブリャナ大学日本研究講座関係者との意見交換 |
| 7月5日(木曜日) | ユルチッチ・クロアチア国会議員(次期首相候補)との会談 |
| 7月6日(金曜日) | キタロビッチ・クロアチア外務欧州統合相表敬 クロアチア・サミット出席(7日まで) |
| 7月9日(月曜日) | パストレリ・モナコ対外関係担当大臣表敬 |
(1)スロベニア
ルーペル外相との会談においては、外交関係15周年を迎える両国の良好な関係が確認され、経済関係の強化、人的交流等につき意見交換が行われた。また、スロベニアは来年前半にEU議長国に就任することから、スロベニアのEU議長国の間の優先課題、日・EU定期首脳協議、日・EUシンポジウム等につき意見交換が行われた。
ルーペル・スロベニア外相との会談
日・スロベニア外交関係15周年記念行事
また、日・スロベニア外交関係記念レセプションに出席し、両国の更なる友好関係と発展への期待を表明した。
(2)クロアチア
クロアチア政府が主催し、南東欧及び周辺地域の首脳・外相、NATO事務総長、OSCE議長(スペイン外相)等の出席の下、南東欧地域諸国のNATO・EUへの加盟及び経済発展等を主題として開催された「クロアチア・サミット2007」において、松島みどり政務官は、我が国の外交の主軸の1つである「自由と繁栄の弧」についてのスピーチを行い、「弧」の創設に際し、南東欧地域諸国の理解と協力を呼びかけた。
また、同サミットのレセプションにおいて、松島みどり政務官は、サナデル・クロアチア首相、グルエフスキー・マケドニア首相、チェク・コソボ暫定自治政府(PISG)首相、ビルト・スウェーデン外相(元首相)、バシャ・アルバニア外相、デーヴィス欧州評議会事務総長等と二国間関係及び南東欧地域情勢等につき立ち話を行った。

サナデル・クロアチア首相と松島政務官(クロアチア・サミットにおいて)
グラバル=キタロビッチ外相との会談においては、特に経済・投資及び観光分野における二国間協力の強化、クロアチアのEU・NATOへの加盟等につき意見交換を行った。その上で、日本企業による投資及び日本人観光客の増加に向け、引き続き協力していくことを相互に確認した。
また、次期首相候補の1人であるリューボ・ユルチッチ議員との間では、二国間の経済関係強化の方途を中心に意見交換を行った。
(3)モナコ
パストレリ対外関係担当大臣を表敬し、日・モナコ二国間関係や国際情勢について意見交換を行い、2006年12月の両国間の外交関係開設を受けて、両国の友好関係を更に発展させるとともに、地球環境問題等の国際的な課題についても協力していくことで一致した。
(1)スロベニア
外交関係樹立15周年に当たる本2007年に松島みどり政務官がスロベニアを訪問し、記念行事に出席することは、我が国が「自由と繁栄の弧」の一翼をなすスロベニアとの関係を重視している姿勢を示す良い機会となった。また、両国の良好な関係を確認し、日・EU関係につき有意義な意見交換を行うことができた。
(2)クロアチア
南東欧諸国の首脳・外相を招いて開催された「クロアチア・サミット2007」において「自由と繁栄の弧」についての演説を行い、「弧」の西端に位置する同地域諸国に対し、「弧」の創設に向けた戦略的パートナーとして理解・協力を呼びかける良い機会となった。
また、クロアチアとの関係では、特に、経済及び観光分野における二国間関係の強化に際し、両国が引き続き協力を強化していくことを確認したことは有意義であった。
(3)モナコ
2006年12月の外交関係開設後、2007年4月のアルベール2世モナコ公の訪日に続いて、我が国政府高官による初めての訪問として松島みどり政務官のモナコ訪問が実現したことで、両国関係の発展を示すとともに、地球環境問題や国際機関における協力等について意見交換を行うことができた。