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全体
我が国は、1991年のウズベキスタン独立以来、同国の安定的な国造りへの支援を含む取り組みを行い、カリモフ大統領の二度の訪日(94、02年)も得て二国間関係は大きく強化されたが、松宮政務官の今次ウズベキスタン訪問は、昨年12月のサファーエフ外相の訪日に続き、両国の「戦略的パートナーシップ」(2002年首脳間で署名)の具体化として両国関係を更に強化するものとなった。
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(2) |
二国間関係
 日本のODAにより供与された機材で学ぶ学生達
(タシケント繊維工業大学)
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(イ) |
政治面では、ウズベキスタン側より、日本の中央アジアにおける一層の役割、国際社会における日本のイニシアティブに対する支持が確認された。
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(ロ) |
経済協力については、食糧増産援助(無償)の署名式が行われたが、これまでの我が国の支援に対する多大なる謝意が表明され、政務官が経協サイトを視察し、極めて有効に利用されていることを確認した。日・ウズベキスタン関係に鑑み、今後、これらのような優良案件の実施が期待される。
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(3) |
地域協力
先方より、日本がこの地域でより大きな役割を果たし、関与していくことを歓迎し、日本のイニシアティブにあらゆる支援をする旨の発言があった。
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