菊田真紀子外務大臣政務官は,2月10日(木曜日)から12日(土曜日)まで,パプアニューギニア及びソロモン(首都ホニアラは太平洋戦争の激戦地ガダルカナル島に所在)を訪問し,各国政府要人と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1.主な会談等
- (パプアニューギニア)
- 2月10日(木曜日) ポリエ外相,デュマ石油エネルギー相
我が国企業・JICA関係者との懇談
- (ソロモン)
- 2月11日(金曜日) マエランガ副首相,シャネル外務貿易相
我が国企業・青年海外協力隊員を含むJICA関係者との懇談 - 2月12日(土曜日) ホニアラ中央市場視察(経済協力サイト)
ソロモン平和慰霊公苑,ガダルカナル・アメリカン・メモリアル訪問
2.結果
(1)総論
今次訪問では,我が国が天然資源の供給源の多角化を図る上で重要性を増しているパプアニューギニア(天然ガス)及びソロモン(ニッケル)との間で政務レベルの関係を強化することで,資源外交をさらに前進させるとともに,太平洋島嶼国に対する我が国の継続的な支援を印象づけることができました。
(2)各論
- ア パプアニューギニア(会談先:ポリエ外相,デュマ石油エネルギー相)
- 太平洋戦争中の激戦地であったパプアニューギニアにおける13万人を超える我が国戦没者の遺骨収集・慰霊事業への同国政府の協力に謝意を表明し,引き続き支援が得られるよう要請しました。
- 今般,二国間の投資協定が実質合意に至ったことを確認するとともに,本年4月にポリエ外相が来日し,前原大臣とともに本協定に署名する方向で調整していくことで一致しました。本協定の締結により,投資を巡る法的安定性が確保され,我が国企業の投資が更に促進されることが期待されます。
- 天然ガス開発について,我が国企業が参画する大規模LNGプロジェクトの円滑な実施に向けて,治安維持の確保を含め,パプアニューギニア政府の一層の協力を要請しました。
- 経済協力案件について,パプアニューギニアからこれまでの支援に対する謝意が述べられ,我が国からは継続的な支援を表明しました。
- 双方は,国際場裡において,安保理改革,北朝鮮問題等の国際問題について一層緊密に協力していくことを確認しました。
- イ ソロモン(会談先:マラエンガ副首相,シャネル外相)

ソロモン平和慰霊公苑での献花- 太平洋戦争中のソロモン(今回訪問した首都ホニアラは激戦地であったガダルカナル島に所在)における約2万人の我が国戦没者の遺骨収集・慰霊事業への同国政府の協力に謝意を表明し,引き続き支援が得られるよう要請しました。また,我が国民間団体が設立したソロモン平和慰霊公苑で献花を行うとともに,ガダルカナル・アメリカン・メモリアルを訪問し,記帳を行いました。
- 我が国企業によるニッケル探鉱プロジェクトの迅速な実施に向けて,引き続きソロモン政府の支援を要請しました。
- 経済協力案件について,今後とも我が国がソロモンへの支援を行うとともに,現行案件の円滑な実施に向けて双方が協力することを確認しました。ソロモンからはこれまでの支援に対する謝意が表明されました。
- 双方が,国際場裡において安保理改革をはじめとする国際問題について一層緊密に協力していくことを確認しました。




