平成17年11月
11月12日〜15日、伊藤信太郎外務大臣政務官が 1)北大西洋条約機構国会議員会議(NATO・PA)秋季大会出席 及び 2)デンマーク要人との会談のため、デンマーク(コペンハーゲン)を訪問したところ、概要以下のとおり。
11日〜15日の日程で当地で開催された今次秋季大会(第51回年次総会)において、伊藤政務官は積極的な発言を通じて我が国のプレゼンスを示した。
(注)北大西洋条約機構国会議員会議(NATOーPA)は、NATO加盟国、NATO-PA準加盟国、オブザーバー国等から国会議員等の参加を得て活動を行っている会議。1955年設立。本部をブラッセルに置く。毎年、春季総会と秋季総会(年次総会)が各国持ち回りで開催されている。我が国からは、例年、日米欧総合安全保障議員協議会が代表団を派遣してきている。
伊藤政務官より、アゼルバイジャン、グルジア、アルメニアの南コーカサス三カ国に対するODAを通じた経済協力(国際機関を通じた人道支援を含む。)を説明した上で、我が国は現地のニーズを踏まえ今後とも適切に対応していく方針である旨を表明した。
これに対し、Michael Clapham(英国)委員長より、我が国の協力に対する謝意を表明があった。
ステッドマン(Stephen Stedman)スタンフォード大学教授による国連改革についてのプレゼンテーションを受け、伊藤政務官より、9月の首脳会合成果文書で確認されたとおり、早期の安保理改革の実現は全般的な国連改革の不可欠な要素である、高まった改革の機運を活かし今次国連総会会期中のできる限り早い決定を行うべきである旨述べた。
デ・ホープ・スケッフェル(Jaap de Hoop Scheffer)NATO事務総長は、スピーチの中で、我が国との協力の重要性について言及した。
これを受け、伊藤政務官より、本年4月の同事務総長の訪日の機会には、我が国とNATOの協力強化の重要性について意見の一致が見られた、国際社会の安定への貢献のために我が国とNATOがそれぞれ進めている取組は基本的方向性を共有していると考えられる、我が国とNATOの協力は国際平和のための国際協調を生み出す上でも大きな可能性を秘めている旨述べた。
これに対し、デ・ホープ・スケッフェル事務総長より、日・NATO関係が今後一層進展することへの期待が表明された。

伊藤政務官とツィルマー=ヨーンス外務審議官は、良好な日デンマーク関係(日EU市民交流年、ワーキング・ホリデーを含む)を更に前進させていくことを確認するとともに、国連改革、北朝鮮、中国(EUの対中武器禁輸措置解除問題を含む)、イラク、ODA等の幅広いテーマについて意見交換を行った。

伊藤政務官は、国連改革やEUの対中武器禁輸措置解除問題等の国際的な課題について、マッセン委員長、リーデゴー次官補と意見交換を行った。

