12月4日〜10日、浜田昌良外務大臣政務官は、総理特使としてコンゴ民主共和国大統領就任式典出席のためコンゴ民主共和国(キンシャサ)を訪問したほか、ケニア共和国を訪問し、シュタイナー国連環境計画(UNEP)事務局長と意見交換を行い、また、ブルンジを訪問し、ブルンジ政府要人及び国連関係者と国連平和構築委員会に関する意見交換を行ったところ、概要以下の通り。
(1)大統領就任式典(12月6日)
12月6日、コンゴ民主共和国の首都キンシャサで開催されたジョゼフ・カビラ大統領就任式典に総理特使として出席した。就任式典において、浜田政務官は、全聴衆の前でカビラ大統領に挨拶を行い、祝辞を伝えた。また、携行した総理親書を先方に転達した。

(カビラ大統領に祝辞を伝える浜田政務官)
カビラ大統領は、2002年のプレトリア和平合意に基づき本年7月及び10月に実施された民主的選挙によって選出された大統領であり、11カ国の首脳級、11カ国の閣僚級等、各国政府からハイレベルが出席した。
同国は、西ヨーロッパとほぼ同じ大きさの国土を有しているが、道路等の国内のインフラが殆ど未整備な状態であり、これまで本格的な選挙を実施したこともなく、本年実施された各種選挙は困難を極めるものであった。また、同国は、銅、コバルト、ダイヤモンド、森林等の資源が豊富であり、これらの天然資源を巡って、周辺国等の各国の思惑も絡み、内戦が長引いていた。今次の民主的な選挙が実施され、カビラ大統領が正式に選出されたことにより、同国の持続的な平和、復興、開発に対する国際社会の期待が高まっている。
(2)要人との意見交換
(イ)式典に引き続き開催されたレセプションにおいて、浜田政務官は、オキトゥンドゥ大統領府長官、ラマザニ外相等のコンゴ民主共和国政府要人と、日・コンゴ(民)二国間関係の強化・発展についての意見交換を行った。

(オキトゥンドゥ大統領府長官と歓談する浜田政務官)

(ラマザニ外相と歓談する浜田政務官)
(ロ)また、式典会場内で、トゥジュ・ケニア外相、デ・グフト・ベルギー外相、スウィング国連コンゴ民主共和国活動(MONUC)代表他と短時間の意見交換を行った。

(トゥジュ・ケニア外相と歓談する浜田政務官)
(ハ)さらに、浜田政務官は、式典に参加するためにキンシャサに滞在中であったンクルンジザ・ブルンジ大統領と会談を行い、ブルンジを訪問する予定であることを伝えるとともに、ブルンジの和平・民主化プロセス、アフリカ大湖地域情勢、国連の平和構築委員会に関する意見交換を行った。

(ンクルンジザ・ブルンジ大統領と会談する浜田政務官)
12月7日、在ケニア日本大使公邸で、シュタイナー国連環境計画(UNEP)事務局長と夕食を兼ねた会談を行い、アフリカやアジアの環境問題、我が国のアフリカ政策、人間の安全保障等についての意見交換を行った。

(シュタイナーUNEP事務局長と会談する浜田政務官)
(1)ブルンジ政府要人及び国連関係者との意見交換
12月8日、ブルンジ共和国を訪問した浜田政務官は、バトゥムブウィラ・ブルンジ外務・協力大臣、マムード国連ブルンジ活動(ONUB)次長等と会談を行い、ブルンジの和平プロセスの進捗状況、大湖地域情勢、国連の平和構築委員会における貢献についての意見交換を行った。

(バトゥムブウィラ・ブルンジ外務・協力大臣と会談する浜田政務官)

(マムードONUB次長と会談する浜田政務官)
(2)わが国支援案件の視察等
12月8日、首都ブジュンブラ市内の公共交通公社(OTRACO)を訪問し、OTRACO総裁等と意見交換を行うとともに、1980年代の我が国の支援で建設されたOTRACO本社や、供与から20年経っても今なお走り続けているバスを視察した。

(OTRACOを視察する浜田政務官)
12月9日、首都ブジュンブラ市内のプランス・レジャン・シャルル病院を訪問し、病院院長等と意見交換を行うとともに、1993年に我が国より供与された医療器材等を視察した。

(プランス・レジャン・シャルル病院を視察する浜田政務官)