アジア

 

平成29年2月7日

3. 日本の反論

我が国はこれらの主張に対し、断固反論を行っています。

 我が国としても、韓国等が自国国内で「東海」の名称を用いることに反対しているわけではありません。しかし、国際社会が現に使用してきている日本海の名称を、「東海」に変更させようとする動きは、国際的な海上交通の安全面にも影響を及ぼしかねない混乱を生じさせるため、認めることはできません。日本海は国際的に確立した唯一の呼称であり、何ら争うべき余地はありません。国連地名標準化会議(UNCSGN)、国際水路機関(IHO)などの国際会議の場において、韓国等がこれらの主張を行った場合には、我が国としては断固反駁しています。

(1)国連地名標準化会議及び国連地名標準化会合での取り組み

(2)国際水路機関(IHO)での取り組み

1 国際水路機関(IHO)について

 水路図誌(海図,灯台表等)の最大限の統一,水路測量の手法や水路業務の技術開発等を促進するための技術的,科学的な活動を行う国際機関。1921年設立。加盟国は85か国。本部はモナコに所在。

2 「大洋と海の境界」について
(1)「大洋と海の境界」

 各国の水路機関による海図作製の便宜を図る目的で,IHOが海洋の境界と名称を示すガイドラインとして編纂している図誌。

(2)日本海呼称

 「大洋と海の境界」は1929年の初版から現行版(1953年作成)に至るまで,一貫して国際的に確立された唯一の名称として日本海呼称を使用。

 韓国は,1990年代以降,各国の政府・市販の地図や国際機関の地図において,「日本海」を「東海」と改称するか,「東海」と「日本海」を併記すべきと主張してきており,1997年以降,IHOの場でも同様の主張を継続してきている。

3 IHO総会について

 3年ごとに開催され,来年4月,モナコにて開催される予定。

4 これまでの経緯と我が国の対応について

 韓国は日本海呼称について問題提起を行ってきているが,「大洋と海の境界」における日本海呼称の単独表記は変更されていない。その間,我が国は,日本海は国際的・歴史的に確立された唯一の名称であり,日本海単独表記を変更する必要性も根拠もないとの基本的立場を一貫して主張してきている。


(IHOが出版している「大洋と海の境界」(S-23)の日本海該当部分)

このページのトップへ戻る
アジアへ戻る