北朝鮮

 

平成27年12月16日

Q&A

Q1 北朝鮮は、拉致問題は「解決済み」と主張してきましたが、本当ですか?

A1

 拉致問題は解決していません。

 安否が未確認の政府認定拉致被害者12人について、北朝鮮は、8人は死亡、4人は入境せずと説明してきました。

 しかしながら、北朝鮮側が死亡したとする8名については、例えば北朝鮮から「遺骨」として提供されたものの一部から本人のものとは異なるDNAが検出されたとの鑑定結果を得るなど、死亡を証明する客観的な証拠はまったく提示されていません。また、北朝鮮側が入境を否定又は未確認としている4名については、捜査の結果、いずれも北朝鮮の関与が明らかと判断されています。

Q2 拉致被害者は何人いるのですか?

A2

 日本政府が、北朝鮮による拉致被害者として認定したのは17名です。このうち5名は2002年に帰国を果たしましたが、12名については北朝鮮に残されたままです。

 また、朝鮮籍の幼児2名が日本国内で拉致されたことも明らかになっています。

 このほか、いわゆる特定失踪者も含め拉致の可能性を排除できない事案があるとの認識の下、北朝鮮に対し、政府「認定」の有無にかかわらず、全ての拉致被害者の即時帰国を求めています。

Q3 北朝鮮はなぜ日本人を拉致したのですか?

A3

 北朝鮮が拉致という未曾有の国家的犯罪行為を行った背景には、工作員による身分のなりすまし、工作員を日本人に仕立てるための教育係としての利用、北朝鮮に匿われている「よど号」グループによる人材獲得、といった理由があったとみられます。

※1970年3月31日、日本航空351便(通称「よど号」)をハイジャックした犯人とその家族等の総称。

Q4 拉致問題は日本だけの問題ではないのですか?

A4

 北朝鮮による拉致の被害者は、韓国にも多数いることが知られていますが、加えて、帰国した日本人拉致被害者等の証言から、タイ、ルーマニア、レバノンにも北朝鮮に拉致された可能性のある者が存在することが明らかになりました。このほか、北朝鮮から帰還した韓国人拉致被害者等の証言では、中国人等の拉致被害者も存在するとされています。拉致問題は、国際社会に共通する普遍的な問題です。

Q5 どうすれば拉致問題が解決したと言えるのですか。

A5

 拉致問題の解決には、以下の三つを実現する必要があります。

 まずは、全ての拉致被害者が帰国すること。

 そして、北朝鮮が拉致の真相を明らかにすること。

 さらに、北朝鮮が拉致実行犯を日本に引き渡すこと。

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